あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2007.06.09
XML
カテゴリ: プロ野球
昨日の東京ドーム、読売-楽天戦。
試合開始前にはセレモニー 「V9祭り」 が行われたようだ。

V9戦士たちが、当時の自分のポジションに立ったという。
監督だった 川上哲治氏 (熊本工高)、ミスター・ 長嶋茂雄
(佐倉一高-立教大)は別格として、

■レフトのポジションに立ったのは、65歳の 末次利光
(民夫、中央大)。大学野球を見に神宮球場へ行くと、

ポジションはレフトというよりライトが中心だった。

当時のレフトといえば、昨日参加していなかったが
現・日本ハムGMの 高田繁 氏(浪商高-明治大)。「塀ぎわの
魔術師」と呼ばれ、すべてにおいて欠点のない選手だった。
明大時代、師である 島岡御大 をして
「高田を一度叱ってみたいが、叱る理由を探しても見つからない」
と嘆かせたほど完璧な男だ。

■ライトのポジションに立ったのは、72歳になる 国松彰
(京都・西京高-同志社大)。現在は
「ナボナはお菓子のホームラン王です!」 王貞治 氏がCMに


当時のライト。この国松もそうだが、他に上記の末次や 柳田
真宏
もいて、どの選手が出てきてもだいたい5番あたりを
打っていた。

■セカンドには車椅子に乗った 土井正三 氏(立教大)がいた。
すい臓がんの大手術を終えてまだ間もないこともあり、昔の
面影が消えてしまっていた。でも64歳、まだまだ若い。

現役時代、69年阪急との日本シリーズでのエピソード。
岡村浩二 捕手は懸命の
ブロックを試み、だれもがアウトと思った。が、 岡田功 主審の判定は
「セーフ」。激昂した岡村、主審を突き飛ばし退場処分を受けた。

多くのファンは「誤審」と思っていたが、翌日の新聞には
土井の足が岡村のまたの間をくぐり抜け、ホームベースにタッチ
している写真が掲載され、主審の目の確かさと土井の走塁技術の
巧さを世の中に知らしめることとなった。


なかった。


オリックスの監督時代、 イチロー の「振り子打法」を理解できない
指導者と言われ、 田口壮 の守備を鍛えるためのスパルタ手法は、
たんに「田口いじめ」との非難を受けた。もちろん一方では
「土井擁護論」めいたものもあったが、それが大きな声になること
はなかった。

極めつけは 長嶋一茂 とのもめごと。
読売コーチ時代、コーチだった土井は送りバントの指示をした。
そのサインに憤慨した一茂、
「あんなやつ、いらねぇ」 と逆切れし
「いったい何様だと思ってんだ」
と自らの実力や立場を省みることなく、一方的に吠えた。

その年のシーズン終了後、自分の言葉がUターンして一茂自身に刺さり
引退を余儀なくされた。




この後に 黒江透修 氏のことも書こうと思っていた。
でも、あまりに長くなるので、またいずれ。


いつもご協力をありがとうございます。
人気ブログランキング に参加中です。
クリックをお願いします。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.12.16 18:01:23
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: