あま野球日記@大学野球

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2007.11.03
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カテゴリ: プロ野球
たまに遠征で都内の自宅に戻ると、20歳のひとり息子と
野球ゲームに興じる。


「ここでは何を投げればいい?」
「巨人の小笠原か。ここはインコース」
「こいつはシュートだ」


本業の血が騒ぎ出し、息子は
「母ちゃん、嫌になっちゃうよ。本当の攻め方を教えるんだよ」

(朝日新聞)



53年ぶりに中日を日本一に導いた 落合博満 監督。氏の日常生活のヒトコマ。


現役時代、つねに 「オレ流」 を貫いた。だから、監督として
こういった功績を築くことを、予想していた人は少なかったはず。


落合氏の監督に就任時、中日・ 白井文吾 オーナーがこう言った。
「落合監督には大きな期待とともに、『あの変わり者が…』と皮肉を
持って眺める人がいる。しかし私は経験豊かで理論、洞察力もしっかり
している人だと思う」



落合監督就任の理由。もしこの言葉どおりなら、
大新聞社のオーナーだけあって、白井オーナーの洞察力もさすがだ。


落合さんの現役時代、朴訥とした東北弁での語り口に親しみを覚えたが、
それ以外でボクが落合さんに興味をもったことはなかった。


例えば日ハム時代。
試合前のボールまわしやシートノック。
それぞれの内野手が機敏に捕球し、送球を繰り返す中にあって、
必ずそのリズムを断ち切る選手がいた。


それが一塁を守っていた落合。
やる気があるのかないのか、帽子を浅めにかぶって、緩慢な動きでの
捕球と山なりの送球・・・。その姿は、元々ロッテ時代に二塁手を
やっていた選手の動きには、とても見えなかった。


そして、
87年、中日へ移籍した際に日本人初の1億円プレーヤ-となり、
93年には選手会が獲得したFA権を最初に活用したのが、選手会を
脱退していた落合であったことなど、お金に執着心の強い印象ばかり
を強くボクは受けていた。


今年のセ・リーグ。
選手会を無視して高額の収入を得た「オレ流」の落合さんが日本一に輝き、
選手会会長も務め、その指導力を高く評価された 古田敦也 氏が率いる
ヤクルトが最下位に沈んだ。


落合さん、実は相当に「人間くさい」人らしい。
なぜか、選手たちからの信頼も厚いようだ。/font>



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Last updated  2007.11.04 17:40:38
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