もちろん、 菊池雄星
にとって甲子園出場が初めてでないことは知っている。
ただ、深紅の優勝旗奪取(=史上初の「 白河越え
」)に向けて、
「あわや、完全試合!?」
と見てるファンに期待させた今日の投球は、
きっとそのプロローグになるはずだ。
あ、そうそう、今秋のドラフトでも「イチオシ」の高校生投手であることも間違いない。
今日の鵡川高戦。
菊池の左腕が緩急をつけたスライダーやカーブを繰り出し、打者のバットは
面白いようにクルクルまわって空を切った。もちろん変化球だけではない。
直球だって速い。今日は最速150kmを記録した。
鵡川 000 000 000 =0
花巻 002 200 100 =5
(鵡)西藤-柳田-石井、(花)菊池
<菊池雄星、今日の成績>
9回、被安打2、与四死球1、奪三振12、自責点0。
8回一死まで「完全試合」ペースの投球だった。ところがその後に四球を与えて
しまい、「完全試合」は消えてしまった。そして9回一死からは安打を許し、ついに
「ノーヒットノーラン」も夢と消えた。
ただ試合中に足をつってしまうアクシデントに見舞われたにも関わらず、この成績
はリッパの一言に尽きる。きっと今秋のドラフトでは目玉選手になるのだろうけど、
この1年は甲子園で思い切り暴れてほしいものだ。
前回、菊地雄星(当時1年)が甲子園に出場したのは2007年夏。
背番号「17」をつけ2番手で登板したが、菊池自らが失点を喫し、新潟明訓高に
スコア0-1で惜敗した。
この試合で先発投手した 落合啓晃
(当時3年)
は現在、三菱重工神戸に在籍している。
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