あま野球日記@大学野球

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2009.03.29
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球

花巻東高の 菊地雄星 。1回戦に続き、今日行われた2回戦(対明豊高戦)
も完投で勝利を挙げ、チームをベスト8に導いた。


明豊 000 000 000 =0
花巻 002 110 000 =4
(鵡)野口-今宮-山野、(花)菊池


試合前、花巻東高・ 佐々木洋 監督はエース・菊地のことを、
「投げてみなければ調子が分からない投手」 と言っていたが、
試合終了後は、 今日がいつもの菊池です」 と苦笑いしながら話していた。


「菊池雄星のいい時・悪い時の動画 (YOU TUBE)
  を紹介したことがあります。(09年1月23日)
   興味のある方はこちらをどうぞ →
動画


1回戦はあわや完全試合になりそうなほど、菊池は素晴らしい投球を見せた。
9回、被安打2、与四死球1、奪三振12、自責点0。
菊池自身も 「(これまでの)人生最高のピッチング」 と言っていたほどだった。


でも今日は、一転して常に走者を背負うピッチング。
9回、被安打9、与四死球2、奪三振12、自責点0。
いつ失点を許してもおかしくない状況が続いたが、ピンチになってからが
菊池の真骨頂だった


右打者には大胆に内角を狙い、左打者には外角にキレのある直球やスライダー
を放り込み、ことごとくピンチを断った。


花巻東高、今日の勝因は菊池の投球だけではない。イヤらしい攻撃を続けた
打撃陣だって見過ごせない。


特に俊足でイヤらしさ十分の9番・ 山田隼弥 、走攻守揃った1番・ 柏葉康貴
そして小柄(身長155cm)で俊足の2番・ 佐藤涼平 の3人は素晴らしかった。 


ボクは岩手出身なので、岩手代表校の甲子園での過去の戦いぶりをそれなり
に観てきた (※) 。これまでだったら、相手が全国レベルの明豊高と聞いただけで
ビビっていたように思うのだけど、上記の3人は完全に呑んでかかっていた。


打つのか、セーフティバントなのか、ウエイティングなのかまるでわからない。
相手投手をイライラさせるのに十分な働きを見せていた。1回戦でバントなど
の小技を絡めた多彩な攻めが、どうやらこの試合に効いたようだ。


一試合ごとにその戦いぶりが(相手にとって)残像になり、「点と点が線」になって
強さを増し続ける花巻東高。


ひょっとしてひょっとしたら・・・「白河越え」があるかも???ぽっ


※駒大苫小牧高が甲子園優勝を経験し、すでに「白河越え」は達成したという
話も(一部では)ある。ただ、北海道のチームの優勝は「津軽海峡越え」であって、
「白河越え」ではないとボクは思っている。「白河越え」はあくまで東北代表の
チームが優勝することなのだ。ウィンク



※<岩手県勢、過去センバツの記録>

84年 大船渡高   ベスト4 準決勝・岩倉高(東京)に1-2でサヨナラ負け

92年 宮古高     1回戦敗退 星稜高(石川)に3-9で敗退 

96年 釜石南高   1回戦敗退 米子東高(鳥取)に7-9で敗退

03年 盛岡大付高 2回戦敗退 横浜高(神奈川)に0-10で敗退

04年 一関一高   1回戦敗退 拓大紅陵高(千葉)に0-6で敗退

06年 一関学院高 1回戦敗退 岐阜城北高(岐阜)に1-2で敗退

08年 一関学院高 2回戦敗退 東洋大姫路高(兵庫)に1-4で敗退

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Last updated  2009.03.29 17:57:36
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