第37回日米大学野球選手権大会、7月15日に行われた第5戦のこと。
(テレビ「J-スポーツ」の録画中継をやっとDVDで見ることができた)
米国 002 200 003 00 =7
日本 200 020 00 3
0 1
X=8
(米)コール-ペピトーン-ベティス-グレイ(日)斎藤佑-大石-菅野-乾-野村
9回に3点を失った日本は、その裏の攻撃で3点差を追いかけるものの、
すでに二死一塁の絶体絶命のピンチ。米国ベンチは 「あと一人!あと一人!」
コールが起きてもおかしくない場面。だが直後、とんでもない物語が幕を
開けた。
その「最後の一人」になりそうだった2番・ 伊志嶺翔大
(東海大3年、沖縄
尚学高)が四球を選んで出塁すると、3番・ 加藤政義
(九州国際大4年、
東北高)が左中間を破る三塁打で2点。続く4番・ 中原恵司
(亜細亜大4年、
武蔵工大ニ高)が初球を叩いて右中間に適時二塁打を放ち、「あっ!」と
いう間の同点に。
中原が打った瞬間、解説していた 佐々木正雄
氏(横浜商科大監督)は
「行ったぁ~、◆÷×◎○◇・・・。よく打ちましたね。一球目から。ナイス
バッティング~◎◇&+#・・・
」
(感極まったのはわかったが、途中何を言っているのかわからなかった)
そして勝負を決めた11回裏。 「流れ」を呼び込んだのは、間違いなくこの
回先頭の9番・ 小池翔大
(青山学院大3年、常総学院高)だった。ファール
で粘り続けて、なんと計15球を相手投手に投げさせ四球を奪い獲る。
「何が何でも出塁するんだ!」という意地がチャンスの芽を作った。
後続打者の2人がとも三振に倒れたものの、その間に相手投手のけん制
悪送球で小池は三塁へ。一打サヨナラの場面で、先ほどの打席で三塁打
を放った3番・ 加藤政義
。カウント2-3から打った打球は平凡なショートゴロ
だったが、これをコロンがお手玉。小池が生還して日本がサヨナラ勝ちと
今大会の優勝を決めた。(幕切れは、あまりにあっけなかった)
◇ 加藤政義
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「斎藤佑樹と東京ドーム 」
(2009.7.18) →
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