昨日(9月20日)行われた明治大-立教大2回戦は明治大が3-2で勝利。
対戦成績を1勝1敗のタイとし、今日の3回戦に勝負が持ち越された。
今日行われる一戦、特に明治大にとって大きな意味をもつ。開幕カードとは
いえ立教大に敗れると、それは即ち、今季優勝戦線からの脱落を意味する
(に等しい)。一方、創部100周年を迎える立教大は先週、慶應義塾大戦で
勝ち点を奪い波に乗る。エース・戸村健次(4年、立教新座高)を立てて是が
非でも勝ち点を「2」としたい。
(明治大-立教大 2回戦)
立 002 000 000 =2
明 020 001 00X =3
(立)丸山-●斎藤隼、(明)○難波-西嶋
■スコアを見ると好ゲームのよう。でも2時間40分という試合時間が、ボクには
とても長く感じられた。理由は両チームとも打撃が振るわない点にある。
しかも6回裏の決勝打が犠飛だから、地味な試合には象徴的でさえあった。
昨(春)季も両チームの打率は不振を極めた。立教が.227に対し、明治が
.228(ちなみに優勝した法政は.300)。そんな数字ゆえ、どちらも「投手任せ」
の試合運びにならざるを得ず、まるで満足できないままシーズンを終えた。その
傾向は、どうやら今季も変わらない模様。明治の1番打者が主砲であるはずの
小道順平
(4年、二松学舎大付高)というのも、万策尽きた「窮余の策」と見えなくも
ない。
■さて今日行われる3回戦。先発は 戸村健次
(4年、立教新座高)と 野村祐輔
(2年、広陵高)で間違いない。双方の打撃不振を考えれば、9回を最少失点で
投げ切るしか勝利は得られない。
■昨(春)季、スタミナ不足を指摘された戸村健次。1回戦は好投しても、3回戦
では大崩れするパターンが目立った。今季の慶應義塾大戦は3回戦に勝利した
けれど、そんな声を跳ね返すには今日の試合が絶好のチャンスなのだ。
(戸村、2009年春の成績 - 1回戦登板時と3回戦登板時の比較)
1回戦 3勝1敗 防御率
1.59
奪三振率 6.35 与四死球率 5.03
3回戦 0勝1敗 防御率
7.84
奪三振率 3.48 与四死球率 7.84
※以上、「あま野球日記」調べ。
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