おはようございます。
昨日の二神の調子は大分いいような感じに思えました。
戸村と並んでドラフトされると思いますが、六大学出身投手がなかなか活躍できていないような状態ですので、2人には是非頑張ってもらって、先発ローテーションに入ってもらいたいと思います。

ただ、正直今の六大学投手陣でプロに行っても活躍出来そうなのは、大石くらいでしょうか?
(2009.10.26 07:47:36)

あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2009.10.25
XML
カテゴリ: 大学野球


二神一人 (高知高)のこと。


■今日(10月25日)行われた法政大-明治大2回戦は、法政・二神一人
(高知高)が明治打線を相手に完封勝利。1勝1敗のタイに持ち込み、
チームを辛うじて優勝戦線に踏みとどませた。

(2回戦、10月25日)
法  100 001 001 =3
明  000 000 010 =1
(法)○二神、(明)●西嶋-難波-森田貴


■二神が最も活躍したのは今(2009年)春のリーグ戦、全日本大学野球選手権、
そして日米大学野球だった。

それまでは通算2勝の投手に過ぎず、さほど目立つ投手ではなかった。
だが、主力の 加賀美希昇 (3年、桐蔭学園高)や 武内久士 (4年、徳島城東高)が
相次いで戦列を離れたことでチャンスがまわってきた。そしてそれを見事に活かす
ことで、ドラフト(上位)候補選手にのし上がることができた。


■ドラフトに関して、日刊スポーツ(2009.10.19)から。 

九回二死三塁。最後の打者、大石を二ゴロに仕留めてリーグ戦初完封を飾った
二神は、捕手の石川と抱き合った。優勝争いのライバルからの1勝は格別だった。

「完封は投手の理想。早大戦でできて、すごくうれしい」

春のリーグ戦は140キロ台の直球と変化球を低めに集め、すべて完投で4勝を
挙げた。しかし、疲労が抜けずに今秋はここまで1勝1敗。この日も直球は大半が
130キロ台だったが、「球速は出なくても、球持ちが長いから打者が差し込まれる」
とロッテの井辺スカウト。右腕も「のらりくらりの投球でピンチでも粘れた」と満面の
笑みを浮かべた。

今年のドラフト候補は花巻東高の左腕、菊池の進路に注目が集まるが、二神も1位
指名が確実視される一人。この日も8球団(巨人、中日、阪神、楽天、ソフトバンク、
西武、ロッテ、オリックス)のスカウトが見守り、絶好のアピールとなった。
(以上、日刊スポーツより)


■次に、今年(2009年春・秋)の成績を。

(1.春季・成績)
投手十傑1位、5試合、4勝0敗、38回1/3、被安打31、与四死球4、奪三振37、
自責点6、防御率1.41。

「あま野球日記」が注目する与四死球率、奪三振率、被安打率は次のとおり。
与四死球率 0.94 、 奪三振率 8.69、 被安打率 7.28。

防御率はもちろん、与四死球率の0.94が圧倒的に凄い。最速150kmの速球を
もっているものの、力だけに頼るのではなく「制球力」に優れた投手と言える。


(2.秋季・成績)
投手十傑5位(10月25日現在)、5試合、3勝1敗、34回2/3、被安打37、
与四死球8、奪三振23、自責点10、防御率2.60。
そして 与四死球率は2.07 奪三振率5.97 、被安打率9.60。

春季と比較して、秋はいずれの数値も劣っている。これは上記の新聞記事にもあった
とおり、春に八面六臂の活躍を見せた、その疲労が影響していると思われる。ただ、
それでも与四死球率をここまで抑えるのは素晴らしい。


(3.秋季・斎藤佑樹との比較)
ちなみに六大学リーグの「目標値」、 斎藤佑樹 (早稲田大、早稲田実)の秋季成績
は次のとおり(10月24日現在)。
打撃十傑7位、6試合、3勝1敗、33回、被安打33、与四死球14、奪三振29、
自責点11、防御率3.00。
そして与四死球率は3.82、 奪三振率7.91 、被安打率9.00。

斎藤佑と比較して優れているのは「与四死球率」。やはり速球と、制球力を基にした
安定感が二神の武器と言えそうだ。


■そして、「あま野球日記」バックナンバーより。

(1)加賀美希昇の後塵に排した?
【エースへ、法政・二神一人】  (2009.1.10)
高知高時代、とんでもない事件に巻き込まれた経験の持ち主である。
名門・高知高のエースだった二神。決勝にチームを導いたものの、延長12回を
ひとりで投げ抜いた末に敗退した・・・。

(2)No1防御率は二神一人 (春、5月14日現在)
【今季これまでの奪三振率・与四死球率・被安打率】  (2009.5.14)



(3)二神がベストナインに初選出!
【ベストナインと二神一人】  (2009.6.1)
投手部門のベストナインに輝いた二神一人は、相当に嬉しいに違いない。
大学入学後、昨年まではたったの通算2勝投手に過ぎなかったのだから。
(ひょっとしたら)そういった晴れがましい賞など、本人は縁遠いものと思っていた
かもしれない。


(4)全日本選手権、優勝投手は二神一人
【決勝、花巻旋風準Vで終焉 】  (2009.6.14)
結果は法政大が1-1の同点で迎えた9回、集中打を浴びせ優勝を決めた。
投げては先発・三上朋也、救援で登板した二神一人が好投。富士大打線を5安打
1失点に抑えた。

大笑い1日1クリックお願いしますウィンク

人気ブログランキングへ にほんブログ村 野球ブログ 大学野球へ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.10.25 22:17:01
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:ドラフト1位候補、二神一人(10/25)  
一野球ファン さん

Re[1]:ドラフト1位候補、二神一人(10/25)  
一野球ファンさん

こんばんは!

>ただ、正直今の六大学投手陣でプロに行っても活躍出来そうなのは、大石くらいでしょうか?

そうかもしれません。ただそれは、今の実力のまま
であればという条件付きですが。
武内や戸村はノビシロが十分に期待でそうですし。

今日の雨、二神がまた投げられる点で、法政にとっ
て恵みの雨と思いますが、いかがでしょう?
加賀美はインフエンザらしいですね。
(2009.10.27 02:04:19)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: