ドラフト関連記事の第4回目は、 長野久義 (ホンダ、筑陽学園高-日本大)のこと。
■今年(2009年)2月、読売は異例の早さで長野に1位指名を確約した。大学卒業時
から読売以外には行かないと表明していたものの、読売の1位指名はなかった。その
間隙をぬって2006年に日本ハムが、08年にはロッテが強行指名した経緯がある。
読売はそんな事情を踏まえた早々の宣言だったように見える。
ただ驚いたことがある。それはつい先日、読売のスカウトが菊池雄星(花巻東高)を
訪ねていたこと。菊池を獲るならば1位指名は必須。 「長野との約束はどうなる?」
とその時は思ったものだった。(後から知ったが、菊池訪問に特に意味はなかった
ということらしい。あくまで1位指名は長野だと)
ボクはドラフトでの読売の1位指名選手に注目したい。長野の予定だったけど、
「やっぱり菊池雄星!」
なんてことをやってくれたら、それはそれで面白い(失礼!)
また菊池雄星と長野久義のダブル獲得を目指して、屁理屈を並べた協定破りを披露
してもらうのもありがたい。はたまた、読売以外の球団が長野を強行指名すること
があってもいい。読売と長野の約束は事実上、禁止されたはずの「逆指名」に相当
するもの。他球団が強行指名することで球界のクリーン化を果たすのもいい。
■(ま、冗談はさておき)長野を今夏の都市対抗で見たけど、相手投手を見下ろす
ような打席での構えは、彼が「アマチュア野球」に留まる器ではなく、早くからプロが
注目する逸材であることが、ボクにもわかる気がした。
■そして、「あま野球日記」バックナンバーより。
(1) 日本ハムは希望枠で
宮本賢
(関西高-早稲田大)を指名、
3巡目で
糸数敬作
(中部商高-亜細亜大)を指名後、
4巡目に長野を指名した。
⇒ この時のブログは、 こちら
(2006.11.21)
(2)長野の後見人(?)日本大・ 鈴木博識
監
督が登場し、
「長野は、日本ハムが一番嫌いな球団だと言っている」とマスコミに発言。
大きな波紋を巻き起こすが、後日、それは鈴木監督の独り芝居だった
ことが判明した。
⇒ この時のブログは、 こちら
(2006.11.26)
(3)鈴木監督の独り芝居が判明後、日本ハムの山田正雄SDが
日本大合宿所にいる長野を訪ねる。
「長野の態度も軟化している」という情報もあったし。
ところが実際に訪ねると、さにあらず。長野は
「巨人で野球がやりたいです」
と何ら意思に変わりがないことを表明。
その後は、山田さんが怒鳴ったり鈴木監督が涙を流したり。
ついでに長野が会談場所を出て自室に待機するなど、
わけの分からない目まぐるしい動きがあった。
⇒ この時のブログは、 こちら
(2006.12.12)
(4) 「ロッテからの指名。長野久義、今回はどうする?」 (2008.11.21)
(5) 「長野久義、3度目の正直?」
(2009.9.9)
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