あま野球日記@大学野球

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2010.08.18
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球

今年の夏も「白河越え」は叶わなかった。

昨日(8月17日)行われた3回戦、仙台育英高(宮城)が興南高(沖縄)にスコア1-4で敗退。そして今日の準々決勝では、聖光学園高(福島)が同じ相手・興南高にスコア3-10で大敗した。

昨日と今日、連投していずれも勝利投手になった 島袋洋奨 は、なんと恐ろしい投手であることよ・・・。

島袋は仙台育英打線を9回、被安打6、奪三振10、与四死球3、自責点1と完璧に抑え、続く今日は聖光学院打線を相手に8回、被安打9、奪三振8、与四死球0、自責点3と抑えた。独自に編み出したトルネードが有効に機能してスピードが加速、さらに球の出所が見えずらい利点を生かす左腕は、はたしてチームを春夏連覇に導くか?


■聖光学院はひょっとしたら優勝できるかも? なんて、実はボクは淡い期待を抱いていた。その理由は2つある。エース・ 歳内宏明 の堂々としたピッチングがそう予想させるのに十分だったし、もうひとつは「イザとなったら福島県勢は強い!」といったボクの迷信に近い勝手な思い込みもあった。それは過去に福島・磐城高が見せた甲子園での健闘ぶりが鮮明に記憶に残っているから。

1971年(昭和46年)夏、磐城の躍進ぶりは凄まじかった。初戦で日大一高を1-0の僅差で破ると、準々決勝で静岡学園高を3-0、準決勝では郡山高を4-0と3試合連続で零封に成功した。そして迎えた決勝は0-1で桐蔭学園高に惜敗したものの、エースだった 田村隆寿 は「小さな大投手」と大いに賞賛されたものだった。

田村、高校を卒業後に聖光学院野球部の監督を務めたことがある。田村がかつて監督を務めた聖光学院を相手に、現代の「小さな大投手」島袋洋奨が立ちはだかって「白河越え」は今大会も叶わなかった。



大笑いウィンク

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Last updated  2010.08.18 23:18:39
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