塩見貴洋
(帝京第五高)がさっそく登場したが、延長12回の激闘の末、関西国際大に大逆転負けを喰らってしまった。
(1回戦)
八 300 000 010 000 =4
関 002 000 00 2
001X=5
(八)●塩見、(関)松永-益田-藤井-森川-○三浦
試合経過は、書くことがないので省略。ただ9回裏、ボクは凄いプレーを見た。そのことだけは書き留めておきたい。それは関西国際大が同点に追いつき、なおも二死1塁の場面。2番・ 吉川卓臣
(4年、東洋大姫路高)がライト線に安打を放った直後に起きた。
一塁走者は二塁ベースを蹴って三塁へ。ライト・ 秋山翔吾
(西武3位指名、横浜創学館高)はあらかじめ深く守っていたが、打球を捕るとすぐさま三塁へ送球した。その肩の強さは見事!まるでイチローのようなレーザービーム!!! 矢のような送球はノーバウンドで三塁手のグラブに突き刺さった。結果はぎりぎりセーフだったが、秋山のプレーはボクを少しだけ得した気分にしてくれた。
あ、そうそう、秋山の送球を受けた三塁手は 久保一等
(4年、聖望学園高)。ボクは高校時代の久保にいくつか思い出があるけれど、この試合で久保の大学野球が終わった。
■一方、大阪・京セラドームでは、人知れず(失礼!)社会人野球・日本選手権が行われている。今日は準決勝2試合があり、第2試合にJX-ENEOSが登場したが、JR九州にスコア0-1で惜敗した。
(準決勝)
JX 000 000 0 0
0 =0
JR 000 001 00X =1
(JX)廣瀬-大城、(JR)米藤-濱野
8回表、JX-ENEOSは一死二・三塁、一打逆転のチャンスを作る。この場面で打席に立ったのが、この大会で大当たりの5番・ 泉尚徳
(国士舘高-早稲田大)。ヒーローになれるオイシイ場面だったが、カウント2-1で膝元に落ちる変化球を空振りして三振。キレのある変化球だったため、思わず尻もちをするオチまでついてしまった。残念(次打者も凡退しチャンスを潰した)。
早稲田大時代の泉、スター選手揃いのナインの中でイブシ銀のような存在だった。決して早稲田を応援しているわけではなかったけれど、泉はボクが好きな選手の一人だった。
泉のことを書いていて全く別のことを思い出した。当時、泉は5番を打つことが多かった。そして4番にはいつも 原寛信
(桐蔭学園高)が座っていた。この打順だと、神宮のスコアボードには4番・ 原
、5番・ 泉
と名前がタテに並び、それが「原泉(はら・いずみ)」と読めた。原泉・・・、はらいずみ・・・、ボクはそう読んで、老婆役の多い女優さんのことをしょっちゅう思い出しては悦に入っていたものだった。
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