I WHO AM MISSING,,,

真友の存在



怜羅はすごくまわりに気を使うタイプでした。

だから学校つまらなかったです。

いつもヘラヘラして自分つくって、つかれてました。

二人の真友といるときくらいしか、気が緩みませんでした。

高校生になって、少しだけいろんな人に心を開くことができるようになってきました。

中学のときよりも友達がすごく増えました。

毎日が、とても楽しい。

学校自体はかなり厳しくて授業もつまらなく、行く価値などわかりませんが。

楽しいと、思えるようになりました。

心を開くきっかけをくれたのは、やはり真友。

がんばれ、って応援してくれた。

友達もすごく大事です。

でも真友はもっと大事です。

どんなときでもそばに感じることのできる存在。

家族のようで、家族でない、なのに私のすべてをわかってくれる存在。

何でわかってしまうんだろう、と思うほどに、

私のことを知ってくれています。

自分の暗い部分、マイナスの部分、知られたら嫌われるかな、と不安になるようなことも、

「そんなこと、知ってるよ。」

と言った上で、微笑んでくれる。

あぁ、このコだけは、大事にしよう。

絶対に、そばにいてあげよう。

って、心から思いました。いえ、思っています。

そのコとは、普段「私たち真友だよね」なんてやりとりはしません。

お互いがお互いを必要としてる、ってわかってるから。

真友なんて、言葉にしなくたってわかってるから。

高校が離れてても、たまにしか会えなくても、

つらいときに真っ先に浮かぶのは真友の顔で。

嬉しい時に真っ先に浮かぶのも真友の顔で。

私は幸せ者だ。

こんなに大切に思える存在が、確かに、いるんだから。


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