音楽、PC何でもござれ!

音楽、PC何でもござれ!

PR

Profile

rokuji

rokuji

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

Like a cat ~にゃん… りえにゃん☆さん
「なぞなぞ」、ナゾ… なぞなぞ王子さん
パソコン生活 200203092109さん
沖縄県北谷町美浜↑ なかじ9511さん
ようこそ ばあこ … ばあこ5577さん
駄洒落日記 ☆☆☆駄洒落王☆☆☆さん
着物でだらら~ん えどこもんさん
まみぃの勉強部屋 まみぃ@大阪さん

Comments

ねこちん!@ Re: たつのこ・・・ お~!!素晴らし~い!
ねこちん!@ Re: 活動停止 どうぞ、存分にぼやいて下さい。楽しみに…
ねこちん!@ Re: 能力 概して、能力のない人は他人の能力を評価…
ねこちん!@ Re: 記事に関連して この記事に接し、怒りを覚えます。 どう…
rokuji @ Re:お久しぶりです。。(07/28) 音羽さん あれ?・・・大泣き・・・。
音羽@ お久しぶりです。。 rokujiさんお久しぶりですw 実は報告に…
rokuji @ Re[1]:私・・・実は・・・障害者(07/28) まみぃ@大阪さん 読んでいて・・・好…
まみぃ@大阪 @ Re:私・・・実は・・・障害者(07/28) はじめまして。なぜか、お気に入りに入れ…
Dec 11, 2007
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



そういうことになっていたわけやね

2006年12月20日 (水)

 いま、大阪の生活保護率は2006年3月末で2.48%、保護世帯は15万2394世帯前年比104.6%、保護人数は21万7792人前年比103.9%となっています。保護率の違いはあれ、どの自治体とも前年比が100%以上、つまり、増えていっているのが実態です。こうした中で、保護世帯・保護人数とも前年よりも大幅に減っている自治体があります。それは、貝塚市(保護世帯前年比93.9%保護人数前年比91.9%)です。貝塚市では、1年間の間に保護人数が8%、1割近く減っているというのですから尋常ではありません。
 泉州地域は、もともとの地場産業である繊維産業が衰退、そのうえ関空の失敗が追い討ちをかけ、さらに湾岸の大企業の撤退があいつぎ、大阪でも北河内とならんで経済状況がわるい地域でもあり、住民生活は疲弊・・という地域です。貝塚市の近隣地域の保護率は軒並み増加しており、貝塚市だけ状況が好転するなどというのはとても考えられません。
 いま、貝塚市の生活保護行政に今、何が起こっているか、というのは私自身の疑問でもありました。

 昨日の19日午後、貝塚生活と健康を守る会と貝塚市社会福祉課との話し合いがあり、信じられない実態が明らかになりました。

 こうした実態は多分「氷山の一角」でしょうが、「指導」という名のもとに病気や障害のある人に「働け働け」と一日に何回も訪ねてきたり、週に何回もやってくる。家賃3万や4万の人(今日び、3万4万の家賃なら超格安ですって!)に「もっと安いところを探せ」といってくる。(そんなに訪問するケースワーカーは聞いたことがない)
5万程度の年金のお年寄りに「年金で暮せ」だの、「老後を考えろ」だのと説得する。(・・・もう十分老後でしょうが!!)

※( )内は話し合いのときの私の心のなかの独り言です。

具体的な事例を以下紹介します。

★「働け働け・・・」とケースワーカーが夜討ち朝駆けで「就労指導」

Bさん31歳・3歳の子どもとの母子家庭。
子どものころ水頭症で手術をうけており、治らない後遺症がある。(身体障害3級)家族の暴力により、約半年前夜中に追い出されKハイツに入居、生活保護を申請して暮らし始める。検診の結果、「軽作業可」とのことで厳しい就労指導を受け、いくつかの求職活動をしていた。ケースワーカーが二人連れで朝晩来ていたこともある。本人の意思で公営住宅に二回申し込んだが落選。また申し込むといっていたのに突然転居。「知り合いのつてで東大阪に仕事をみつけてもらい住み込みで働く。ずっと仕事をするようにいわれてつらい」と本人。声や手が震え、どこまで仕事ができるかわからないがと不安そうでした。心身に傷を受け、子どもも神経性脱毛症になるくらい傷ついている状態だった。

★入院中80歳のおばあさんに「年金でやっていけ」「将来のこと考えろ」と一方的に打ち切り。

Eさん80歳・女性・1人暮らし・府営住宅在住・年金月55,000円。
高血圧のため2度目の入院中にケースワーカーが「退院したら保護をうけずにがんばってほしい。年金でやっていけるやろ」、また別の日には「将来のことをどう考えているのか?老後は老人ホームにはいることも出来る、身内の近くに行くことも考えといて(嫁いだ娘さんがひとりいる)」などと言って大きな不安を与える。本人は足腰は元気で何でも自分で出来る。建て替え後の府営住宅に入るのを楽しみにしている。ケースワーカーにも「一人で暮らす」と伝える。11月はじめ退院しケースワーカーに連絡したのに、保護支給日がきても何の連絡もなく「やっぱり打ち切られたのか」と生健会に相談。本人が社会福祉課へ問い合わせると「生活費が足りなかったらまた電話しなさい」といわれ困惑。再度電話し後日やっと支給され、その後は通常の支給になっている。

★必死に働いている障害をもつ夫婦に「もっと働け」と週4回も訪問指導。

Gさん40歳代夫婦・中学生の子ども1人
 夫は腰ヘルニアで夕刊配達。妻は弱視で病院の清掃。二人とも出来る限り仕事をしている。夫のヘルニアには痛みがあり医師には毎日通院するように言われているが行っていない。先週は4回もケースワーカーの訪問があり、夫に「もっと仕事を増やすよう」指導。「仕事を探してやろうか」とも。留守のときは子どもにいろいろ親のことを聞いているようだ。



Hさん57歳・女性・家賃35000円
夫のDV・いじめ、そのうえ家から追い出され住む所がなくなり12月10日生健会に相談。その日のうちにワンルームマンションに住まいが決定、即契約、一安心。生活費がほとんどない状態だったので翌日の11日に生活保護申請。「完全に荷物を運んで引越しがすんでから申請に出直してくるように」といわれたが、今日から暮すのだと申請。(申請に2時間、夕方までかかる)。当日荷物をとりに姉の家に行ったが、身体も弱く疲れがひどく貝塚市に戻れず。ところが申請日当日11日の夕方と翌朝9時過ぎにケースワーカーが訪問。留守にしていたので「居住実態が不明瞭」とのことで、申請日の翌日の12日に保護を却下。ケースワーカーとのやりとりで高圧的な対応をされ、却下通知を持ってきたときはドアを開けることが出来ず、「もう今日は許してください」と訪問を断る。ケースワーカーは「ドアにはさんでおきます」と却下通知を封筒にもいれずはさんで帰る。

参加者の方が何人も発言されていました。
「働けるもんなら働きたい」「働けないことがどんなに情けないか」「みんな怠けようと思って保護うけてるんじゃない」「そんな気持ちがわかるか」と。

貝塚市でなぜ生保受給者が減っているのかがよくわかりました。

私たちの活動は「住民の命を守る」活動なんですね。

事務局長ブログ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Dec 11, 2007 11:09:18 PM
コメント(1) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re: 記事に関連して  
ねこちん! さん
この記事に接し、怒りを覚えます。

(Dec 12, 2007 12:01:24 AM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: