板橋文夫(piano) 音楽の源流を探し求めるピアニスト板橋文夫。国立音大付属高から音大進学後、先輩の本田竹広氏(宮古市出身)のジャズピアノを聴いて開眼し、学年トップクラスのクラシックからジャズに転向。以後、渡辺貞夫、日野皓正、森山威男グループを経て、エルビンジョーンズ(ds)やレイアンダーソン(tb)とのワールドツアー、自己のトリオやミックスダイナマイトでの活動、全国の幼稚園、小中学校での演奏交流、アフリカツアー、幅広いジャンルの芸術家との交流など、全身汗びっしょりになりながらの激しく且つリリカルなピアノは、聴衆の心を打たずにはいられない。名実共に日本を代表するジャズピアニストである。映画音楽も多数手掛けており、柳町光男監督「19歳の地図」、萩庭貞明監督「さまよえる脳髄」、台湾スタン・ライ監督の「暗恋桃花源」、香港映画クリストファー・ドイル監督初作品「A Way With Words 」(邦題“孔雀”)、故・若松孝二監督の『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』など。 2010年、札幌在住の瀬尾高志(b)竹村一哲(ds)とトリオ『FIT!』を結成。。'14 年、沖縄ツアーを経て北海道岩見沢にて2nd アルバム『2nd Step M・A・B・U・I』をレコーディング。力強く野性的で嵐のごとく、時に優しく、生命力を感じさせる響きで問いかけるサウンドの奔流。「ジャズとは」「音楽とは」「生きることとは」演奏にその答えを求め続けている。
高岡大祐(tuba) 大阪出身。 20歳頃から大阪でストリートライブなどを始めその後商業音楽の世界で活動をはじめる。 その後東京を中心に日本各所や欧州での即興演奏を多く行い、 2000年代なかばよりベルギーのミュージシャン達との交流を深め首都ブリュッセルにも活動の拠点を持つ。 独自に開発した数多くの特殊奏法を駆使しアコースティックでの表現を追求し、吹奏の限界拡張に挑戦中。 2015年1月にはシンガポールの実験音楽フェスティバル CHOPPA FestivalとマレーシアのSWITCH ON mini festivalに招聘され、これによりアジア・オセアニアを繋ぐプロジェクトも開始。 近年は、低音金管楽器を特殊な共鳴体として捉えて、生音響を電子音楽のように演奏/操作し、アコースティック・シンセサイザーというような音響合成装置のように扱い、「音同士の干渉による自律した変化」に焦点を当てた演奏を多く行う。 また、自身の自主レーベルより包装や録音も独自に特化したCD音源を多数リリース。 超高感度無指向性マイクと超高解像度のDSD録音による即興演奏とフィールドレコーディングの中間のような作品を作る録音家としても活動している。 近年の共演に坂田明、齋藤徹、広瀬淳二、秋山徹次、中村としまる、杉本拓、板橋文夫、大友良英、加藤崇之、内橋和久、巻上公一、関島岳郎、類家心平、徳永将豪、石橋英子、山本達久、JOJO広重、ジム・オルーク、ジョン・ブッチャー、トッド・ニコルソン、ジャン・ローラン・サスポータス、エリック・ティールマンス、ペーター・ブロッツマン、ミッシェル・ドネダ、バール・フィリップス、エリオット・シャープ、アイヴィン・ロンニングなど多数。
瀬尾高志(bass) 1979年札幌生まれ。 コントラバスを藤澤光雄氏に師事。2001年、キューバ、アメリカ各地を旅しながらセッション・ライブを重ねる。 2006年、横浜ジャズプロムナードコンペティションに『石田幹雄トリオ』で出演し、グランプリと横浜市民賞を受賞。 板橋文夫(pf)と竹村一哲(ds)とのトリオ『FIT!』、原田依幸(pf)近藤直司(bs)小山彰太(ds)との『魚群探知機』、トリスタンホンジンガー(cello)のグループや、酒井俊、カルメンマキ、寺田町らシンガーとの共演、コントラバス独奏、工藤丈輝、ジャン・サスポータス、レオナなどダンサーとの共演も多い。また、札幌にてコントラバス集団『漢達の低弦』を主宰。 ばんけいジャズフェス、横浜ジャズプロムナード、WOMAD(シンガポール),RISING SUN ROCK FESTIVAL、PERCPAN(リオデジャネイロ、サルバドール)ASIAN IMPROVISATION ART EXCHANGE2010(ソウル)ISB Convention 2013(Rochester.NY)など国内外のフェスティバルに多数参加。2015年夏、トリスタンホンジンガーとヨーロッパツアーが決定している。独自の感性と探求心で、ジャンルの垣根なく演奏活動している。