想い・・・

想い・・・

PR

Profile

ami♪♪

ami♪♪

Category

2010年09月13日
XML
カテゴリ: 想い

ふたりで電車に乗るのは珍しい。
彼が指定席を買ってくれて、ゆったり座る。


「来てくれてありがとう。ごめんね」
そう言って、すぐ、手を繋いでくれた。

「ごめんね・・・忙しかったのに、朝から落ち着かなかったでしょう」
それだけ言うと、涙が出そうになった。


電車なので、小さい声で、なんとなく主語抜きで・・・
ちょっとずつ、話していく。

「お前ならどうする?」
そう聞かれて、即「離婚」と言った。

「完璧、棚にあげての話だよ~」
って、ふたりで笑った。

「1回であろうと、何年も続いていた関係であろうと、それは関係ない。私の中ではすべてがNGになる」

「そうか・・・」

「同じ部屋の空気も吸いたくない」

強烈な言葉を次から次へと、よくまぁ、自分のこと棚に上げて、って
ほんと言ってて自分で笑ってしまった。


「でもね、私なら、相手の女にはいかないな・・・」

「ん?」

「直接、夫につきつける」

「うん」

「携帯、逆パカとか」

「うん」

「それがね、あなたの奥さん、私のところにきたよね。
あなたとの生活を壊したくないということだよ。」


夫の不倫を知っても、それでもあえて、夫との生活を守りたいと言う。
「主人を失いたくないんです」と・・・


「よかったじゃん、『差し上げます』って言われなくて。必要とされているってことだよ」
「それに・・・『○○の妻です』って・・・その件名がすべてよ。私にはそう思えたよ」

頭の中、パニックになってるかと思いきや・・・
饒舌な私・・・
いや、混乱してたから、よけいおしゃべりになったのかも。


彼を、守りたいという思い。
私ごときのことで、彼の今の生活を壊してはいけないという思い。
奥様が「別れてさえくれれば」そう言ってくれてる今のうちに
彼を戻さなきゃいけない、そう感じていたのかも。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年09月14日 16時33分16秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

ami♪♪ @ hirorin。。さん 「彼専用格納庫」ねぇ~(^_^) 私も同じも…
hirorin。。 @ あたしも どんどん時間が重なっていく。 携帯の彼…
ami♪♪ @ えふ☆1002さん 男の人はつらくないのかな、って思います…
えふ☆1002 @ わかる。。。 書いてあること。。。本当にわかります。…
ami♪♪ @ hirorinさん はい、元気にしています。 普通に過ごし…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: