癒しのMy Garden

ハイドロカルチャーって何?

haidoro



   ハイドロカルチャーの基礎知識と作り方

   土を使わずに、ガラス容器などにハイドロボールやビー玉を用いて
   植物を栽培するハイドロカルチャー。
   室内でも手軽にグリーンが楽しめ、インテリア性にも
   たいへんすぐれているのが特徴です。

  ■ハイドロカルチャーの基礎知識
   ■ハイドロカルチャーとは ■株の養成方法

  ハイドロはギリシャ語で「水」、カルチャーは英語で「栽培」を意味しています。
   つまり、ハイドロカルチャーとは「水栽培」のこと。
   普通の水栽培と違うのは、ハイドロボールと呼ばれる
   発泡煉石を使うことです。

   ハイドロボールは、多孔質で保水力があり、石と石の間に空気をたく   さん含んでいるので、
   根の健康状態を保つには理想的なのです。

   ハイドロボールのかわりに軽石や素焼き片、ビー玉、レインボーサンドなど
   を用いてもハイドロカルチャーは楽しめます。
   要は、養分、水分と空気を根に供給できて、植物が倒れないという条件をそ
   ろえていればいいのです。

   株は水でよく洗い、細かい根はすべて切り捨て、ハイドロボールを入れた容
   器に植えます。

   容器は、底から1/4の側面にタテの切れ目を入れた黒いポットを使用します。
   ポットに植えた直後に容器の高さまで水に浸けて、十分に水を吸わせます。

   その後、ポットの15%の高さまで水を張った平箱に、
   新しい根が出るまで浸けておきます。

   そのまま2~3週間は水だけで栽培し、新しい根が出たら完全に水切りして、
   培養液に切りかえます。

   根が完全に発育したら、ハイドロカルチャーとして新しい容器に植えかえます。

  ■一般 の植物をハイドロカルチャーにする方法 ■育成の注意点

   鉢から株を抜き、根についた土を水でよく洗い落として、
   ハイドロボールの中に植えるという簡単な方法が一般的です。
   しかし、植物の根は非常にデリケート。
   根を取り巻く環境が土からハイドロボールに急激に変わると、
   根が腐ってしまうことがあります。

   そこで最近では、鉢植えからいきなりハイドロカルチャーに
   するのではなく、土壌で育った根をいったん排除し、水栽培に適した
   根に作りかえるというプロセスを経てから、ハイドロカルチャーにす
   るという方法がとられています。

   ガラスなど透明な容器に植えてある場合は、直射日光を避けます。
   明るすぎる場所では、ガラス内に藻がつく場合があります。
   根が容器いっぱいになったら、ひとまわり大きな容器に植えかえ、
   ハイドロボールの不足分を追加します。
   また、 根腐れ防止剤は半年ごとに取りかえます。


■ハイドロカルチャーの作り方

(1)根腐れを防止するために、容器の底に少量のイオン交換樹脂
(イオン樹脂とは参照)を入れます。

(2)次に、大粒のハイドロボールを容器全体の1/5ぐらいまで入れます。

(3)根をきれいに洗って広げた植物を入れ、中粒のハイドロボールで
    根を埋め込んでいきます。
   根の間にも十分ハイドロボールをいれるようにします。

(4)植え終わったら、全体の1/5ぐらいまで水を注ぎ
  (容器が不透明の場合は水位計を入れて計ります)、
  明るい室内に置いて管理します。


■水と肥料の与え方

水やりは一般的に、2週間に1度くらいが目安です。
水がなくなったら、元の分量 の水を与えるようにします。
また、肥料はかならず、ハイドロカルチャー専用の液肥を与えます。

■ハイドロカルチャーに向く植物

サトイモ科..... ポトス、セローム、シゴニウム、カラジウム、
アグラオシネマ、アローカシア
ツユクサ科..... セブリナ、トラディスカンチャなど
ヤ シ科 ...... テーブルヤシ、アレカヤシなど
ウゴキ科 ・・・・・・ アイビー、シエフレアなど
ク ワ科 ・・・・・・  ゴムの木、ベンジャミン、ガジュマルなど
コショウ科 ・・・・ ペペロミアなど
イラクサ科 ・・・・ ピレアなど
草 花 ・・・・ ベゴニア、セントポーリア、シクラメンなど


■イオン交換樹脂とは ■栽培容器の選び方

イオン交換樹脂には、肥料のカスや根が出す酸など、
水を汚す物質を分解してきれいな水にする働きがあります。

容器の透明な美しさを保つためにも欠かせないものです。
粉末状のものと固形状のものと両方ありますが、
効果はどちらも同じです。

容器は必ずしも透明である必要はありませんが、根が見えるのが
ハイドロカルチャーの魅力のひとつですから、
透明容器が理想的です。
透明だと水の量も一目でわかるという利点もあります。


■栽培用土の種類

代表的なものでハイドロボール・カラーサンド等があげられますが、
鮮やかな色彩が楽しめるアクリル樹脂でできたものもあります。
特殊加工によって高吸水性をもたせていますので水栽培に適しています。



*東急ハンズHPより抜粋

   私の作品たちです。

haidoro


蛸壺に入ったコニファーは、ハイドロカルチャーでは難しいようです。
現在の蛸壺は、アボカドに替わっています。

カラーゼオライトを使ったポトスです。

そんなに難しくはありませんので、一度チャレンジしてみて下さい。







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