詩と写真がキスをした☆

詩と写真がキスをした☆

2004年までの詩 選2




『はっぱのおんがく』

こさめのなかに
とびはねているかえるがしらせるえんそうかい
ぱきらのはが
ゆれだした
まねいている
どうぶつぞくのみなさんもどうぞ
きっぷのいいみきが
のびていすになる
とかげがそろりそろり
したをすます
ひかりがさしこむまえのほんのすうふんかん
すべてのははえんそうのチャンスをとらえると
すんすんすんすん
おなじりずむで
ささやかにかなでだす
そのりずむをおぼえているのか
もりからさらわれたぱきらは
ときどき
ほかのはがやってくるとこのちびけなばるこにーでも
かなでだす

2003 9 8

『友達がいる』

あいつがなんかすきだ
けってんもたしかにあるが
それもそんなにきにならない
あいつのいいところは
あたしがしってるぜ
あんたにはわからないかもしんないが
あたしはしってんだぜ
むねがこうきゅっとなるんだ
なんかゆさぶられるんだ
そしてあたしのみかたなんだ
ことばじゃつたわらないかもな
でもことばいぜんにからだがわかってんのさ
もしともだちになやむんなら
こんなふうにほれてゆける
やつをみつけてからにしな
2003 9 22

『ラピスの風』

ラピスラズリの鈴が鳴るとき
呼び返す風が吹き渡り
体に纏い一回転して
あなたに気付きと光の剣が渡される
校庭で
天使の輪の話をしてくれた痩せた少年が
破壊を繰り返す少年に立ち向かった
力には叶わないのに
勇気がはじけて
彼に届く音楽の杖は
風を受けて呼応する
飛んで吹き渡りまた飛ぶ風に乗れば
扉があくチャンスをつかまえてひいてごらん
永遠に変わらない彼に会えるかも知れない
でもその扉を見付けて開くときをつかまえるにはラピス
君の力が必要なんだ
2003 10 9

『はげまさない』

何事も感謝しましょう
なんて言えないよ
ましてすさんで苦しんでいる人に
感動したら自然と沸き上がるものだから
彼等に必要なのは説教より
一輪の花
そして手を握る
そしてその辛さを感じてみる
ああ 辛いね
2003 10 9

『短い夏』

子ども時代が長い
でも ほとんど 忍耐の冬眠
そしてようやく 力いっぱい
念願の羽広げて
短い大人の時期を
体以上に叫ぶ
君が一年中鳴いていたら
人はいつくしむだろうか
地球の上にいる時間は短い
遠い彼方から
ながいながい眠りから
人も
一瞬だけ
生きている
生まれてくることを
こんなに待って

2003年9月8日代筆済



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