Angel RISA

Angel RISA

2012年03月10日
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りさが在校生として参加した卒業式の報告をしてくれました。りさの先生が転任になったのを知って卒業式で泣いたそうです。りさも小学5年生、そういう理由で泣くことができるようになったんだ、と感慨深くなりました。これってすごいことですよね。転任の意味も知らないといけないし、もう会えないかもしれないということも理解しなければなりません。
「先生ほかの学校に行っちゃうの?」卒業式の後、りさたちが尋ねます。先生は言いました。「ごめんね、今まで黙っていて。でも先生もずっと同じ学校じゃないんだよ。時々変わるの」。「しょうがないか」。りさが言いました。「意外とあっさりしてるのね。さっきは泣いてたのに」。と先生が言うとりさが答えます。「言うな~」。ちょっと恥ずかしげに照れてたそうです。
でも、学校の帰り道、友達と一緒に泣きながら帰ってきました。家に帰ってくるなり「けい子先生が辞めちゃうんだって~」と叫び、そして号泣。トランプのスピードを一緒にやってくれていた先生で、一番身近な先生でした。りさは、すっかり先生のとりこ。そして、泣いた後は、自分の部屋に篭ってしまいました。
ちょっと心配だったので、部屋をのぞいてみると、りさはすっかり就寝中。でも、机の上に一枚の絵手紙が置いてありました。絵は多分けい子先生。その笑顔に添えて書かれていた文字は、「謹賀新年」。お世辞にも綺麗とはいえない文字でそう書かれていました。私は笑いをこらえてその場を立ち去りました。
りさは一生懸命です。でもどこか抜けてる。どこで抜けるか分からないので、楽しいのかな? 私は子育てを楽しんでいます。りさは楽しんでいるのかな? 多分楽しんでる。笑ったり泣いたり感情が表に出てくるようになりましたからね。
絵手紙は私が先生の住所と名前を書いて、先生の自宅に郵送しました。
しばらくして先生からお返事が届きました。りさの似顔絵に添えてこう記されていました。「親愛なるりさへ 少しやせなさい」。メタボなりさへの苦言でした。しかし、その字は、涙でにじんでいました。その手紙を受け取ってりさは、嬉しそうにしていました。そしておもむろにお菓子の袋を取り出し、食べ始めました。私が「りさ、先生が少しやせなさいって書いてくれたよ」。そう言うとりさは恥ずかしそうに「うるせえ」と言いました。手紙そっちのけでテレビを見ながらお菓子を食べるりさは本当にたくましい子供に成長しました。
りさの卒業式はどんなんかなぁ…今から楽しみです。多分泣くと思います。笑っているほどバカじゃありません。別れがあって出会いがある。そんなことを卒業式で学んだようです。
私がりさと分かれるときも来るのでしょう。まだまだ先のことかもしれないし、今日かもしれない。それは分かりません。悔いのない生活を送りたい。その一身で今までやってきました。出た結論は、「普通の生活でいいんだ」ということです。気張らずに普通の生活をすればいいんだという結論に達したのです。それが一番の幸せ。幸せは身近なところに転がっているのです。それをいくつ見つけ出せるか。そこが人生の分かれ目のような気がします。長文になりましたが、りさは今日も元気です。それだけです。





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Last updated  2012年03月10日 18時10分26秒
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