PET情報








3つのタイプの夜間動物病院

志の高い獣医さんたちが夜間動物病院を立ち上げた!




◆「じつはあまり急を要する患者さんというのは少ないんです。だけど、飼い主さんにとっては動物が具合が悪くなったとき、そのときこそが緊急なんですよ」と神奈川県平塚市にある夜間救急動物医療センター(通称ニーメック)の鳥海弘先生は言います。ニーメックは、神奈川県獣医師会中央支部の会員である29人の獣医さんたちが共同で出資して設立した夜間の動物病院です。
夜間動物病院はTVなどでよく紹介される大阪のネオベッツが有名ですが、その後ネオベッツに続けと京都や名古屋にもでき、97年には千葉市、98年には相模原市、そして2000年には平塚市にも誕生しました。いずれも志の高い獣医さんたちが中心となって、困っている飼い主と動物を助けようと立ち上げられたものです。中でも平塚と千葉のものは、地域の獣医師会が中心になってつくられたもので、全国でも画期的な試みでした。鳥海先生の話を聞きましょう。

「うちは専任の獣医師2人と獣看護士2人を常駐させてます。夜9時から翌朝6時までの診療で、会員の動物病院の患者さんは診察料が4000円、それ以外の方は8000円いただいてますが、思いのほかニーズは高くて経営的にも軌道に乗ってきました。やはり何と言っても飼い主さんたちの『いまが緊急なんだ』という切実な声に応えられることは私たち29人のよろこびですから、みんなやりがいを持ってやってます」
数は少なくても、やはり交通事故とかケンカの怪我とかで緊急性の高いものもあって、
「ほんとなら助からない犬猫が助けられる。それを考えるとやった意味は大きかった」(鳥海先生)とのことでした。

◆いっぽう、全国でも先駆けて千葉市の獣医師会が中心になって立ち上げた夜間救急診療制度は、ニーメックのような病院の建物自体はありません。こちらは「よぶんなお金をかけないで、できることから始めよう」という現実的な路線。千葉市の31人の有志の獣医さんたちが当番制で深夜診療を担当していくというシステムです。発起人の一人、山本精治先生は言います。
「私たちは毎日どこかの病院が持ち回りで深夜診療を担当していくという現実的な方法を取りました。それなら無理な設備投資をしなくてすむし、飼い主さんによけいな負担をかけることもない。だから夜8時から11時までですが、診察料を4000円に抑えられています(11時以降は別途時間外料金になる)。やっぱりこういうことは獣医師会が率先してやらないとね。これをやったことで、会員の先生たちの意識も高まったし、情報交換を通じて技術的なレベルアップも図れた。やってよかったなというのが実感です」
千葉市も平塚市のニーメックも、こうした獣医さん相互のネットワークをさらに一歩すすめて将来的には高度な医療ができるセンター病院を設立をめざしていきたいそうです。高い医療機器もみんなで使えばペイしますものね。

◆最後は相模原市の町田夜間診療所です。こちらは勉強会を開いていた獣医さん5人が集まって立ち上げたもの。金井雅弘先生が専任で夜間だけの救急医療を行い、他の4人の先生たちが交代でバックアップするという形です。金井先生は言いました。
「夜9時から朝5時までやってます。最初は何を始めるんだと風あたりも強かったんですが、翌朝には必ずかかりつけの獣医さんにカルテのコピーを付けて患者さんを戻すという対応をしてきて、いまは地元の動物病院80軒が協力的です。夜8時から朝8時までに延長してほしいという声もあるぐらいですよ」
かかりつけのホームドクターに患者さんを戻すというのは他の2つも同様。つまり商売ではなく、ほんとに動物のことを思えばこその夜間診療所だということなのですね。志の高い獣医さんたちの挑戦にアタマが下がる思いでした。

みなさんもこうした獣医さんたちの活動を見かけたらぜひ教えてください。今後どんどん紹介していこうと思います。

★夜間救急動物医療センター(ニーメック)
住所   :平塚市片岡21-1
TEL  :0463-59-5900
診療時間 :夜9:00~翌朝6:00
      来院前に必ず電話で予約を入れてください。
支払い方法:クレジットカード、デビットカードのみ現金不可
診察料  :会員\4000 非会員\8000(薬、検査料などは別)

★千葉市獣医師会 夜間救急診療制度
診療時間:PM8:00~PM11:00
システム:043-296-5199に電話をして、
     当番の動物病院名と電話番号を控え、
     受診前に必ず当番の病院へ連絡を入れてください。
診察料 :当番の病院の規定による
     (診察料の他に時間外料金\4000が別途必要)

★町田夜間動物病院
住所  :神奈川県相模原市鵜野森2-25-33
     ロワール町田1F
TEL :042-767-5508
     来院前に必ず電話で予約を入れてください。
診療時間:夜9:00~翌朝5:00
診察料 :\6000(薬、検査料などは別)

All About Japan 2001/05/15 より



最近のペットたちは、それこそ高級志向。おいしいペットフードのお世話になっています。

 また、チョコレートケーキから、スナック菓子、はてはアルコールのおつまみまで、何でもかんでも、家族の食べ物なら、ペットをもらうのは当然とばかりに、大きな顔をして食べています。人間が家族同然な扱いをして、ついつい自分の食べているものを全部食べさせてしまうのです。

 こんなことではペットの間でも、肥満の問題が深刻化することになってしまいます。

 犬の場合はそれぞれの犬の種類によって、それぞれの理想体重が決まっています。そしてその体重の15%増になったときに、肥満ペットになるのです。

 ペットは飼い主の性格に似るといわれますが、同時に飼い主のストレスも引き受けてしまうので、飼い主が成人病なら、ペットもそれにかかりやすい傾向にあるといえます。

 椅子に腰掛け、テレビを見ながら何時間もスナック菓子やジュース、アルコールを飲み続けているという生活をしていれば、飼い主もペットも、高血圧と肥満、動脈硬化が心配されます。2階建ての家に住んでいても、2回に上がれない、外にも出られないという情けない犬もいると聞きます。

 甘いケーキを食べ過ぎ、ジュースを飲み過ぎて虫歯になるだけでなく、運動嫌いになったペットが増えていますが、その結果として、高さ30センチのネットから落ちても骨折するペットが、意外なほど多いのです。

 運動嫌いの犬や猫のなかには、散歩の途中でも歩くのは嫌と、飼い主にだっこしてもらうものまでだだをこねる、しようのないペットになり下がってしまったものもいるのです。

 飼い主が神経質で、イライラ、キリキリしていれば、ペットもおのずと神経質で落ち着きがなくなります。飼い主がたばこを吸っていると、ペットもがんになりやすくなります。

 いずれにしても、ペットと人間は運命共同体になってしまっているので、人間のせいでペットを病気にしないように、くれぐれも注意してほしいものです。
菅原明子のサイエンスエッセイ 性格もストレスも飼い主に似る より



はじめに

犬とその飼い主は、なぜかとてもよく似ている。

そもそも似ている犬を飼ってしまうのか、だんだん似てくるのか。似てくるなら、飼い主が犬に似るのか、犬が飼い主に似るのか。――不思議であるが本当のことはよくわからない。

そんな似たカップルを写真に納めようと朝の散歩で出会う犬友達に声をかけてみた。誰もが自分の愛犬だけを一生懸命写真に撮っていて、「自分と愛犬」がきちっと写っている写真を持っている人は少なかった。プロカメラマンが撮る愛犬と主人のツーショット写真は大変喜ばれた。

「よく似てますね」と言って怒る人はいなかった。

撮っていてすぐ、犬と飼い主は自然と「目つき」が似てくることがわかった。犬と毎日生活していれば、家の中でも散歩のときも、いつも見つめ合っているから段々似てきても当然だろう。永年連れ添った夫婦が似た顔になっていくのと同じではないか。

散歩する姿を見ていると、せっかちな人の犬は落ち着かない。穏やかな人の犬はノンビリしている。性格まで似てくるようだ。「目つき」のそっくり加減がよくわかるように、主人も愛犬も一緒にレンズを見つめた姿勢で撮らせてもらった。

なんとも面白いことに愛犬と一緒だとどんな人も厳しい“仕事の顔”が消え、相好を崩した“無防備の顔”に変貌する。一人で撮ったら決してこんな顔には写らない。

自分は二の次、なんとか愛犬をよく撮ってもらおうと一生懸命だ。そっと愛犬にそえられた手がとてもやさしい。あるカップルは親子のようであり、友人そして恋人のようなさまざまなカップルがいた。

最も心を許した相手との心あたたまる肖像写真。モノクロ写真にはそんな「気持ち」までが写り込む。愛犬は私のレンズをじっと静かに見つめたままだが。

「いまは幸せかい?」

そう問いかければ、写真に写った犬達がいまにも返事をしてくれそうな気がする。


2002年12月
福田 文昭
愛すれば、そっくり
My life with A DOG 福田文昭
著(1200円) より
愛犬とあなたのそっくり写真募集中!
あなたのお名前、ご職業、お電話番号、ご住所と、わんこのお名前、年齢、性別、犬種を明記の上、あなたとわんこのそっくり写真を添付してお送りください。

*応募用紙は書籍巻末についています!

よく似ているお写真は雑誌企画などへの推薦ほか、弊社HPへの掲載、著者による撮影ののち第2弾書籍へ掲載させて頂く可能性があります。その場合、ご連絡をもって発表にかえさせて頂きます。

宛先
【郵送】東京都千代田区九段南3-1-1 久保寺ビル
ワック出版「そっくり写真募集係」

【メール】
dog@web-wac.co.jp
メールの場合は、書籍巻末についている応募用紙にそって必要事項をお書き添えの上、写真を添付してお送りください。写真はjpeg形式でお願い致します。



社会ニュースより 子犬と子猫輸入禁止へ 海外の狂犬病対策

 狂犬病ウイルスの国内侵入を防ぐため、農水省の検討会は20日、輸入前の犬と猫に2度のワクチン接種を義務付けることを柱とした検疫強化案をまとめた。狂犬病発生国からは接種後の待機期間も含めると、生後10カ月未満の犬猫は輸入できなくなる。農水省は年内に省令を改正し新制度をスタートさせる方針で、それまでは生後10カ月未満の犬猫の輸入自粛を関係団体に求める。
 国内では1957年以降、狂犬病の発生はないが、近年のペットブームで生後間もない子犬の輸入が急増。ウイルス感染による死者が中国で年間1000人を超えるなど周辺地域で流行しており、農水省は水際でのウイルス上陸阻止に万全を期す。
 新制度では、これまで1回だったワクチン接種を2回以上義務付け、初回の接種時期をワクチンの効果が表れる生後3カ月以降とする。
 2回目以降は1カ月以上間隔をあけ、接種後に血液検査で十分な抗体ができているかを確認。ウイルス潜伏期間の6カ月を輸入先での待機期間とし、最短で生後10カ月から輸入を認める。(共同通信)
[7月20日23時31分更新]






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