物欲☆あんず雨

物欲☆あんず雨

2010年01月06日
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カテゴリ: ラクガキ談義
アナログでの漫画仕上げ作業で、最高に嫌い…と申しますか、苦手でござりましたのが…。

スクリーントーンを削る作業であります。

スクリーントーン、通称トーンにつきましての説明は、過去日記の この辺り でさせていただいておりますが、アナログの場合、半透明の薄いシール状のシートに、アミ点や模様が印刷されているものを漫画原稿の貼りたい部分に貼ってゆく…というものであります。

線に沿って、キッチリ貼れる場合はエエのですが、少々はみ出してしまった折など、カッターの先で、模様や点の印刷部分を削って取るという行為に及ぶ訳であります。

ちょっとしたはみ出しなどを削る場合は、まぁエエのですが、問題は、効果などのため、広範囲を『美麗にぼかして』削る場合。

この『ボカシ』という技、アミトーンやグラデーションのトーンで行う場合、『キレイにぼかして行く』ためには、かなり高度な技量が要求されるのでござりまする。

これにはキレイに削るための、独特なカッター角度の法則がありまして、それに則って削って行けば、幾分かの練習でそれなりにマスターできる技ではあるのですが、あるレベルから先、「よりキレイに見せるためのセンス」みたいなものが、個人差としてにじみ出て来てしまいます訳で…。

その境地に達したいほど、『トーン削りワーク』が好きでない私め、熟練のために何度もチャレンジしたいなどとは到底思えませず…。



キレイにボカシたい場合、その作業に『やたら時間がかかる』という、この一点。

漫画のシゴトも、締め切り前はとことん、タ~イムイズマニィ~~☆
ボカシごときに、たいそうな時間を取られたくない訳で御座います☆☆
(開き直るナタ55)

と、申します訳で、

コミック戦国無頼 2010年 01月号 [雑誌]
にご掲載いただいている「初雪の追憶」の、半ば過ぎ辺りに出てくる『篝火の周りのトーン削り』…。

たかだかあれだけの削り作業で、ひたすらエネルギーを奪われていた私めであります。

この作品のアナログ仕上げ、ほんに至福の日々ではござりましたが、トーン削りだけは、デジタルがエエ~~!!☆!!と、痛感した次第であります。





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最終更新日  2010年01月13日 10時59分44秒
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