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OSE第1回放送分
♪♪♪♪・・・・”この駅から”
TOKYO FMお聞きの皆さんこんばんは。角松敏生です。
さて、いよいよスタートしました、ニュープログラム。
「ODAKYU SOUND EXPRESS」
この後、9時30分までどうぞ、お付き合いくださいませませ。
さて、お届けしているナンバーは、角松敏生の、これは
1990年のアルバムですね。
「ALL IS VANITY」から、”この駅から”(笑)
いきなり、ちょっとベタベタな選曲になってしまいましたが、
えー、早速、メールがちょっと来ておりますが、ごんちゃんさん。
「角松さん、番組のスタッフさんこんばんは。
あー、心臓が止まるかと思いました。3月に入ってから、
心配で仕方なく、毎週ヒヤヒヤしておりました。
番組が終わったら、どうしようと。
角松さん、おどかさないでください。一瞬の間が、長く感じました。
このね、番組も長く聴けたのも、皆さんのおかげだと思います。
新しい番組の小田急さん。よろしくお願いいたします。
青いロマンスカーに乗って、箱根に行きたいなと、
思っていたところでした。ほんと、ですよ~~~!」って
アハハ!!!
「4月から内容も、変わるのかしら?あ~でもよかったです。」
ってことで、おかげさまをもちましてですね、
角松敏生のラジオプログラムね、あのー、ま、そのーね、
前の番組が終わるって話が出てたんですけども、あの、
ま、ね、僕からしても、1年も続けば、東京発信で、御の字だな、
と思っていたんですけども、ま、その、
この番組の時間帯のその、音楽らしい、音楽番組らしい番組を
無くしたくないと言うことでですね、えー、こう、
スポンサーさんを探していたところですね、
えー、小田急グループさんに拾っていただきましてですね、
たあ、ありがとうございます、ほんとうにね。
やっぱり、東京発信でいろんなことが出来ると言うことはですね、
やっぱり、僕にとってすごく大きなことなので、
これは、もう、ありがとうございます。ってことでございましてですね、
えー、まあ、この番組をお聞きの皆さんもですね、
小田急線に乗って通っているような人もたくさんいると思いますので、
より、身近なところでですね、こう、あのー、
うまくマッチングする、いい番組にしていきたいと思いますけれども、
ま、でも、どんな番組かと言いますと、まあ、相変わらず、
音楽はどういうものであるか、音楽はなんたるか、
を伝えていくという、まあ、ね、えー、そんな番組、
今、角松セレクションによる音楽と、おしゃべりをお届けすると、
まあ、王道のFMラジオ番組です。うん。
土曜の夜、良質な音楽を聴きながら、
平日の疲れを癒してもらうのもよし、
まあ、ちょっとだけ、どっか、トリップした雰囲気に
浸ってもらうのもよし、というね、えー、
皆様方なりの聴き方で、楽しんでいただきたい番組でございます。
まあ、後ね!あのー。毎週あの、テーマを出して、
わたくしが、思いつくまま語ってみようとかね、
そんな感じでもいいのではないかと思いますが、
と言うことで、とりあえず、まあね、この番組、
いろんな企画をね、これからも出して行きたいと思いますけれども、
えー、ひとまずは、本日はね、第1回目、と言うことでね、
えー、第1回目、第2回目、えー、続けてですね、
「スタート」「出発点」をテーマに、えー、していこうかなと、
思っております。っていうことで、
「小田急サウンドエクスプレス」
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
・・・・・・CM・・・・・・
・・・・・ジングル・・・・・
東京FMからお届けしております、ODAKYU SOUND EXPRESS!
さあ、と言うことで、今日は第一回目と言うことでね、えー、一回目の
一発目の選曲はですね、やはりにぎやかに行きましょう!
アースウィンド&ファイヤー、"In The Stone"
♪♪♪In The Stone
東京FMから角松敏生がお届けしております、ODAKYU SOUND EXPRESS!
さあ、お届けしているナンバーは、まあね、もう有名中な有名なナンバーで
ございますけどもね、アースウィンド&ファイヤー、"In The Stone"
「アイ・アム」というアルバムに収められておりますね。
えー、アースウィンド&ファイヤーがブレイクして、あー、まあ、もう、一番
賑やかだった頃の作品でございますけどね。えー、まあね、ある意味この曲
なんか、そうっすねえ、大学一年位ですから?まあ、私もデビューする前
ですから、もう死ぬほど聞きまくりまして、まあ、出発点と言えば出発点の
部類に入るっちゃあ、入る曲かも知れませんよね、うん。
さあ、もう一丁メール、ご紹介しましょう。えー、くみこさん。
あ、私のね、ライブのね、お話しですね。
「大阪、名古屋、倉敷行って来ました。地方の方は、やっぱり地元でやって
くれる事が一番嬉しいのだと実感しました。スゴイ熱いもん。
倉敷でのモアアンコールのPrayer最高でした。どっからともなく、飛んできた
紙ヒコーキがいつの間にか、SkyHighとのミックスバージョンになってましたね。
本当に一期一会のライブに参加出来て、幸せです。
これから深夜バスで東京に帰ります。」
笑、あ、帰ったんだ・・。えー、ね、24日、あ、これ
「24日はマイバースデイでした」
と言うことでね、おめでとうございました、はい。
えー、と言うわけでございまして、角松敏生のツアーもね、えー、終わっちまい
ましただね。いやあ、もうね、なんかね、ちょっと今、燃え尽き症候群気味では
ございますけど。あのー、かなりちょっとビジネス的にも無理してやった、あー、
ツアーでございます。えー、ハッキリ言って儲けは0でした、はい。
でも、まあ、やって良かったなって言う・・・これで、自分なりに、まあ、自分の
スケールのマーケティングが出来たなって言う、えー、感じでございまして。
まあ、自分なりのこう、ちょっとね、今回のツアー、先行投資的なライブだった
ので、色んな勉強さしていただいたって気がしますけどもねえ。
でも、やっぱりその、一本一本のねツアー、あー、そのライブの会場、想い
出しますよ、本当に、えー、ミュージシャン達のモチベーションも高くて、えー、
どこへ出しても恥ずかしくない、まあ、日本のその何て言うんですか?
その音楽としての、ショーアップとかそう言うんじゃなくて、音楽の質としての
トップクラスのライブが出来てたんじゃないかな?と言う風に、まあ、あー、
自負しとります、はい。来て頂いた方は、おわかり頂るかと思いますけども。
えー、と言う訳でね、えー、まあ、色々と勉強にもなりましたけども・・・
そうそうそうこの倉敷でね、最後Prayerをさ、モアアンコールで、これ旅最後
だから、本土の旅最後だからって、やって、あの最後だからみんなあのー、
紙ヒコーキ飛ばせる、あの僕の曲で紙ヒコーキ飛ばす曲があるんです、
まあ、お客さんが勝手にやるんですけど・・・、あのー、それで、最後だから、
やってくれるんじゃないかと思って、みなさん紙ヒコーキ持ってたんだけれども、
その曲やらなかったんですよ、結局。だけど、やっぱ、なんかこう、せっかく
持ってきたからって、飛ばす人が、まあ、初めて来た人もいるから、やって
くれるんじゃないかな?って、みんな飛ばしてた訳、でも、やってくんないから
しょうがないからさ、Prayerって曲で、何か飛ばし始めたんですけど。
何かその人たち見てたらさ、その、なんか「申し訳ないな」と思って、えー、
Prayerのオケなんですけど、パッと思いこみまして、サビの所で、スカイハイを
唄ったんです。うん。そしたら、すぐミュージシャンもくっついて来てくれて、
そういう芸当が出来るのも、やっぱ、あんだけのミュージシャン連れてやって
るからって事なんですけども。まあ、盛り上がりましたねえ、あれはね。
えー、あのー、お客さんもびっくりだったと思いますけども、まあ、私も
パッと思い付きでやったんですけども、あれはハマりましたね、うん。
本当に楽しいツアーでした。
えー、来て頂いた方、本当にありがとうございました。
と言うことで、ここで、角松敏生セレクションナンバー、あー、2曲目です。
ボズ・スキャッグス、「ローダウン」
♪♪♪ Lowdown
東京FMから角松敏生がお届けしております、ODAKYU SOUND EXPRESS!
さあ、お届けしているナンバーは、ボズ・スキャッグスですね、シルクディグリーズ
と言う名盤に収められております「ローダウン」お届けしました。
-----------------------------CM--------------------------------
東京FMから、角松敏生がお届けしております
ODAKYU SOUND EXPRESS
え~、ね、さて、新番組スタート第一回目ということでね
「スタート」をテーマにお届けしているわけでございますけどもねえ
まあ、あの、ま、ちょっと、ね、まあ第一回目なんで
スポンサーさん寄りの話になってしまいますけど
小田急の出発点といえば、新宿なんですけど、この新宿
あの、いちおう、私、特別な思い入れがなくはない。
あのね、ま、何しろ、うーん、中高生時代ったら、まあ、
盛り場っつったら新宿、っていう、もう今もう新宿の東口方面も
けっこう、かなり変わってしまいましたけどね、
あの、リハーサルスタジオもね、新宿御苑にあったりとかして、
高校の時、バンド組んでた頃、ま、新宿までよく
その、アマチュア用のリハーサルスタジオにね、よく行ったりとか
してまして、で、まあ、高校時代、その軽音楽部に入ってたん
ですけど。合宿に行く時の集合するところがですね、いつも、新宿の
なんか。でっかい、マンモス喫茶店みたいなとこだったりとかですね
え~、まあ、あの、いろんな、ま、青春っちゃあ、青春なんですけど。
まあ、それよりも、何よりもですね、私ね、あの、え~、
曲を作るという行為を、え~、まあ、ある時期まで、1983年ぐらいまで
まあ、実家で、しこしこ作ってたんですけど、
だんだんとこう、なんか、実家でしこしこ作ってるこの自分が、すごく
こう、なんかこう、煮詰まってきましてですね
環境を変えたくなる。当然、そのお金も何も、地位もないわけで
スタジオなんか、そんなものないですし、で、そこでですね
あの、なんでかしんないけど、やはり、あの~、ね、僕も
単純な人間なんでしょうけどね、こう、その当時ね、高層ビルとか
そういうものがね、結構、新宿の副都心あたりが、こうね
ガンガンガンと建ち始めた頃で、あの、あの辺の景観ってのが、
その、なんていうんですかね、やっぱ、その、アメリカかぶれしている
20代前半の人間として、ま、すごくイマジネーションが湧くわけだ。
それで、その、とはいえね、あそこらへんに、立派なホテル
建ってたんですけども、とはいえ、そんなお金もなく、あの~、
新宿副都心が見えるホテルっていう(笑)すごい、ちっちゃな
ビジネスホテルに泊まりながらね、しこしこ曲を書いてたんですよ。
いつかはあそこに俺は泊まってやる、みたいなね、そういう思いで
作ってたアルバムが、After 5 Crash っていうアルバムがあるんです
けども、それが、結構売れましてですね、で、当時、それから
あれですね、杏里さんなんかのプロデュースもやりまして、
それが、ポンポンポーンと成功して、ついに、角松敏生
新宿副都心の、西口のホテルで曲作りができる!というとこ
までいったんですねえ、はい。
で、これがですね、あの~ほんと、あの不思議なご縁なんですけども、
当時、センチュリーハイアット東京って言ってまして、ね、あの
小田急グループが関係してるホテルで、まあ、あの、昨年10月に
ハイアットリージェンシー東京と、名称が変更になりましたけども
このセンチュリーハイアット時代、198・・そうですね、5年から
89年、あ~、ニューヨークが、ばっとこうはいってくる86年、7年位
までですかね、あの、当時、その、曲作りをするスタジオとか、
その、打ち込みとか、プログラミングを始めた頃だったんですけど、
それが、ホテルで、こうギター一本で作ってたんですけど、機材とかも
だんだん、だんだん、揃ってきまして、それで、僕も、こう何度も
使ってるから、やっぱりその、ま、あの、いったら、お得意様に
なったわけでございすね、ホテルにとって。で、なんかその~、
機材、その、わざわざ、その、ね、迷惑にならない、音出しても
迷惑にならない奥のほうの部屋を取ってもらってですね、
そこに機材を持ち込んで、ま、ようは、その、小説家が、ホテルに
缶詰になって、曲を作るみたいな、あの、そういうことをね、ずっと
その、センチュリーハイアットっていうホテルでやってたの。
だから、あそこで、生まれた、あのホテルで生まれた曲っていうのは
もう、50曲以上あるんじゃないでしょうかね、うん。
え、まあ、いまやね、もう、自分のスタジオとかっていうのを
持てる身分になりましたので、ま、そのホテルで曲書きをするって
ことはなくなりましたけどね。ま、未だにそのなんか、大事な
お仕事のお話とか、食事会をするときとか、まあ、あの、
ね、昔、よくお世話になったってとこでね、あの、今のハイアット
リージェンシー東京、使ってますけどもね、やっぱ、懐かしいですよね
こう、なんかこう、見上げていたところから、今度、自分がこう
見下ろせた時の(笑)快感といいますかね、今、なんか、自分は、
見上げてんじゃないかと、時々不安になることがあるんですけどね。
え~、これから、頑張って行きたいと思います。
新宿という街を思い出せば思い出すほど、出発点を感じてしまいますね。
ということで、新宿の夜景っぽいナンバーお届けしましょう。
アル・ジャロウ「DISTRACTED」
♪♪♪ "DISTRACTED" by AL JARREAU
さあ、お届けしてるナンバー、アル・ジャロウ 「DISTRACTED」
ねえ、THIS TIME というアルバムに入ってますねえ。ええ。
これも、すごく、
あの~、ビルを見上げていた頃、(笑)よく、車の中でね、
聴いてたナンバーですね。はい。ねえ。
子どもの頃から新宿っていうのは、なんか、その、なんか
おでかけっていうとなんかね、新宿っていうところに
行ってましたからね。え~、僕にとっては、忘れえぬ街という
感じでございますけどね。
というわけでございましてですね、まあ、こんな感じで、スタート
また、来週もスタートについて語っていきたいと思いますね。
お届けしたナンバーは、アル・ジャロウ 「DISTRACTED」でした。
・・・・・・CM・・・・・・
・・・・・ジングル・・・・・
TOKYO FMから角松敏生がお届けしてまいりました、
「ODAKYU SOUND EXPRESS」いかがでしたでしょうか。
さあ、と言うことでございましてですね、第1回目、えーね、
「スタート」と言うテーマでございますけどね、
来週もちょっと、スタート、語って行きたいと思いますけどね、
えー、お気付きになりました?
この、ジングルとか、いろいろテーマとか、
ちょっとシックになったでしょ。これ、ちょっと、僕の、
ちょっと、こうしたいていうね、要望だったんです。
えー、昔ね、あのー、なんつうか「クワイエットストーム」っていう、
素敵なこう、なんか、あのー、アメリカのね、
プログラムがあったんです。えー、ちょっと、語り口もちょっと、
トーン落としてます。えへへ(笑)えー、いつまで続くやら。
えー、また、あの、ちょっと、熱くなるとまた、トーンが
あーーー!!とまた高くなってくるかも知れませんけど、
えー、なんかねシックな感じでお届けしていきたいと思いますので、
リスナーの皆さん、引き続き応援のほど、
よろしくお願いいたします。
さあ、この番組では、角松敏生のメッセージやリクエスト、
皆さんからの番組へのご意見や感想などお待ちしております。
メッセージのあて先、はがきの方は、
郵便番号102-8080、102-8080
TOKYO FM 「ODAKYU SOUND EXPRESS」
FAXの方は、東京03 3221 1800、東京03 3221 1800
メールの方は、kadomatsu@tfm.co.jp kadomatsu@tfm.co.jp まで
たくさんのメッセージお待ちしていります。
と、言うわけでね、えー、お届けしてまいりました、
「ODAKYU SOUND EXPRESS」そろそろ、お別れの時間となりました。
また、来週の夜9時にTOKYO FMでお会いしましょう。
お相手は、角松敏生でした。
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