10名様のアクセスが終了したら削除しちゃうよ。
早いもの勝ちだよ!
今のうちに読んじゃって下さいませ。
**********
・・・と書いたら読みたくなるだろうか?
前回の日記から懲りずに未だ妄想中なのである。
私は今、百貨店のクレジットカードの勧誘の仕事をさせられている。
イレギュラーな仕事で、1日2、3時間ずつ交代でやらされているのだが、
これが相当しんどい。
特に私は下っ端だからなのか夕方から閉店までのラストのシフトにやらされているのだけれど、
1人ぽつんと売り場に立って「お得なカードですよ~」って叫んでいると空しくなってしまう。
「今日の不調をラストで挽回してちょうだい!」と責任を背負わされ、
客に怒鳴られ迷惑がられてはや10日。
疲れた・・・。
なのに紹介以外でまだ誰も入ってくれないし・・・。
私はこの職につく前からもともとそのカードに入っていて、
凄くお得なカードだと自信を持ってお勧めするのだけれど、
どうせお客様から見たら「ノルマがあるから必死なんだろ、しつこいなあ」位にしか思われていないんだ。。。
いじいじ。
そんな悲しみにくれた私なので、
今のささやかな楽しみと言えば、立たされている売り場がメンズカジュアルのフロアなので、
アパレルの兄さん達を見て悦に入るか、
お客様のファッションチェックをしたりするかしかない。
しかし売り場の兄さん達もじっくり見ているとナルシストっぽくて今ひとつだし、
おしゃれな客は彼女連れだし退屈極まりないのだ。
そして「どうしたらこのカードに人が喰らい付くか」、そんな妄想に耽る事が楽しみとなってしまった。
やっぱり私には妄想だ。妄想ばんざいだ。
妄想部部長だ。妄想の中で妄想部を作って、妄想で部員を作って部長になるのだ。
先日私は、『人は禁止されるとやりたくなる』という仮定から、
「このカード絶対作らないで下さい、発行禁止です」と叫んだら客がどっと押し寄せるのではないかと日記に書いた。
しかし実際には普通の禁止とは訳が違うわけで、
「うま過ぎて死ぬから食べないで下さい」なんていう魚屋のオヤジギャグとは別物なわけで、
そこはやっぱりカードを作る旨みみたいなものをアピールしたいわけで・・・(by北の国から)。
そこで私は別手段に出る事にした、妄想の中で。
『人は限定に弱い』という仮説はどうだろう。
コスメの限定品の飛ぶように売れる様ったらない。
ディオールのなんちゃらなんて仕事休んで並ぶOLまでいるらしい。
「ランチ限定10食」なんて朝飯前から並ぶ人がいるらしい。
「○○店限定オリジナルTシャツ」
それだけでもう凄まじくお洒落に見えて絶対に渡してなるものかと思うものだ。思うはずだ。思うかも知れない。
「おひとり様3本まで」3本もいらないのに。つうか1本もいらないんだけど、ついつい手に取ってしまうスーパーの罠。
「あなただけの私」
ベタ過ぎる!ベタ過ぎるけど言ってみたい。
妄想部男子部員諸君だってきっと言われたいはず。
・・・なんか話が段々逸れてきてしまったが、
とにかく私はこう叫んだら勧誘できるのではないかと思っているのだ。
「余りのお得さに我が百貨店も赤字覚悟の大出血サービスだ~!ほんとは誰にも教えたくないけれど、今夜あなたにこっそり教えちゃいます。本日あと3名様まで!なくなり次第発行不可となりますから、どうぞ今のうちにお早めのご入会を!3名様限定だ~!あとは勇気と努力と決断力~(マーフィー岡田パクリ)」
どうでしょう??入りたくなりませんか??
・・・ならないか。
・・・なるはずないか。
その前にクビか・・・。
もはやアパレルの兄さんにも飽きてしまった私には、
この夏、この勧誘業務を楽しく乗り切る術がないのであった。
再び合掌。
PR
Keyword Search
Comments
Freepage List