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さざえん
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2005年11月24日
テーマ： レンタル映画(833)
カテゴリ： 映画
２０００年も過ぎて新世紀も迎えたっつうのにいまだにこんなチャッチい映画を作っていることに感激！ 大キングコングがチャッチくて素敵！！昨今のＢ級映画でもまずお目にかかれない。
お話は生化学者のバーンズ（ジョセフ・ラスキン）博士率いる研究チームの部下が勝手な行動を取り研究所は大爆発。その時に研究モルモットでもあったキングコブラとガラガラヘビを掛け合わせた凶暴なセスという巨大なヘビが逃げ出した。
２年後、フィルモア町で原因不明の変死体がゾクゾクと発生。女保安官のジョー（ケイシー・ファロ）と医者のブラッド（スコット・ブランドン）は大きなヘビの脱皮した抜け殻を見つける。
ジョーの父の市長エド（ホイト・アクストン）に被害が出ないため住民を避難させるように訴えるが町の収入源でもあるビール際を控えているので誰も取り合ってくれず…。
大体、冒頭でバーンズ博士が爆風でドアごと吹っ飛ばされたのによく生きていたな。おまけに２年後片目にアイパッチ…いまどきいないって！！デッド・オア・アライブか！
この映画、パニック映画の定石通りに進むのでたまらんですわ。 やはり化け物の存在を信じないものは殺されます。 ブラッドの父親パット（ポール・モーガン・フレッドリクス）がいい例です。パニック映画の掟ですね。 もちろん馬鹿ップルも出てきます。 野外プレイをしようとするカップルが馬鹿すぎてたまりません。あっさりパックンチョです。（つうか、この時はカメラアングルが馬鹿すぎ）カッコだけつけてセスを見つけた途端みんなすぐ様パックンチョ。う～ん痛快。
ヘビの脱皮した皮は思いっきり布だし、低予算が窺えます。 もっとヘビの皮ならパリパリして欲しいですね。
そして生物学者の第一人者ニック・ハシモト（パット・モリタ）ベストキッドのミヤギ師匠を務めた方がなぜこんな映画に？！つうか、この人の出演料でヘビがちんけな物になったんじゃ…。しかもヘビの抗体を持ってるから何かやってくれるかと思えば、殺されちゃって使えねー！！
そして見どころはラストだ！！（いや、全部がある意味見どころなんだけど）あんなに人がゴロゴロ殺されたのにブラッドのコブラキック（横っ飛び蹴り）ぐらいで効くのか～？！やはり化け物を倒すのは愛の力なのか？！作りも話も大味だけど楽しめた。 本物志向の人には絶対に薦められん！！
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