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さざえん
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2005年12月07日
テーマ： レンタル映画(818)
カテゴリ： 映画
うがぁ！！金持ち娘の典型じゃねぇか！ 相手役のビンセント（ベネチオ・デル・トロ）、男も男だよ。 西山浩司じゃねぇか！！（この時、ベニチオ・デル・トロは知らなかったんです。シワの多い西山浩司と思ってました） 私はこの映画に入り込めるだろうか･･･とかなり不安だったが、案ずるより産むがやすし（ちょっと違う）やはり途中でキャラに愛着が。
あらすじは自分は父親に愛されてるのだろうかと確かめるため偽装誘拐を企てたエミリー父親ホープ（ジャック・トンプソン）に金を用意させ自分は車のトランクへ。すべては上手くいくはずだたのだが、そこに自動車泥棒のビンセントがその車を盗んでしまい狂言誘拐のはずが、本当の誘拐となってしまったのだが･･･。
我が侭で自己中な女だが意外と脆くて可愛くて男は情けないようだが芯はしっかりしていて…畜生、ありがちな設定なのに見事に罠に嵌っちまった。
そしてエミリーの叔父で良き理解者のレイ役のクリストファー・ウォーケン。今回の役は美味しすぎ。殺し屋イメージは拭いきれてないが姪にメロメロの姪馬鹿っぷりが拝めます。 でもハイエナのような探偵っぷりにちょっとサザエドキドキ。
みどころはエミリーとビンセントの奇妙な逃走劇。厄介なエミリーを遠くに置いてきたビンセント。しかし彼の隠れ家が家事で全焼。行き場を失い犯罪がばれるのを恐れたビンセントは何とかエミリーに真実を話してくれるよう頼むのだが…お怒り気味。だからって、お菓子で心を許すな――――！！！
我が侭放題なエミリーが情けない男ビンセントをグイグイ引っ張っていくところはまさに「普通じゃない」のノリ。まぁ、「普通じゃない」よりは質は落ちるが。
ビンセントの相棒役グレッグ（ハリー・コニック・Ｊｒ）もいい味です、情けなくて。周りの男が情けなければ情けないほどクリストファー・ウォーケンの渋さが引き立つってもんだ。
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