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さざえん
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2006年03月26日
テーマ： 昔、映画館で見た映画(93)
カテゴリ： 映画
ストーリーはＩ．Ｍ．Ｆ秘密諜報員イーサン（トム･クルーズ）は休暇中に指令を受ける。
感染２０時間後猛烈な速さで体の組織を破壊して死に至らしめるという殺人ウィルス「キメラ」を生み出したドクター・ネロルヴィッチ（レイド・セルベッジア）が殺されテロにより「キメラ」が盗まれた。
まずは腕がいい女泥棒ナイア（サンディ・ニュートン）を仲間につけろとの事。そしてキメラを盗んだ元同僚諜報部員ショーン（ダグレイ・スコット）から殺人ウイルス「キメラ」を奪回する事だった…。
予告を見た時点で「あらら、ジョン・ウーワールドだな…ま、いいか」と思ってみました。面白かったし迫力満点。 でも、どうして？どうして私は見終わった後燃えないんだ？ こんなにアクションてんこ盛りなのに！アクション大好きなのに！
で、原因を突き止めると私なりのスパイ哲学があったんですな。
１．スパイはいつでもクールに仕事（目立っちゃいけねぇ、目立ってもクールに誤魔化せ）
２．スパイは任務中、恋に落ちちゃいけねぇ（落ちても顔に出さず、クールに隠せ）
いや、恋仲になってもいいんだよ、別に。ナイア役をやったサンディ・ニュートン偉い可愛くエロチックで美人で峰不二子だったもん（粋です）ただね、やはり前作のスタイリッシュでクールな本当に隠密任務中心な方が私は好きでした。
それにしても今回ジョン・ウー一色である意味大笑いしました。
最初の迫力あるカーチェイスも回る回る。コーヒーカップ！私が乗っていたら鼻水と一緒にリバースですな。恋に落ちる暇ないっちゅうの！！
そして、超目玉。出たな！二挺拳銃＆横滑り！ ジョン・ウーアクションこれでもか状態！ワンコ蕎麦のようにドンドン次がれる。つ～か、スパイがそんな派手な行動とってもええんか！！
ああ…でも、カッコいいことはカッコいいのよ、トムは（←ジレンマ中）
前作同様吊り下がりシーンやルーサー（ヴィング・レイムス）登場（これは嬉しかった）や変装マスクはよしよしと思ったが、そう！マスクさ！マスク！これが実に勿体無かった。マスクの変装は「お～」と思うけど余りにも全編通してやりすぎちゃってさ肝心のラスト、イーサンがショーンにバスバス撃たれても「ああ…部下が…」ってめちゃ冷めた目で見てしまった。勿体ない。せめてマスクの存在を忘れるぐらいの間を取ってから見せ場を出せばよかったのに。
そしてラストのバイク・アクションはド派手だ。これスタントなしですからね。（最初のロック・クライミング同様） 荒馬を手懐けるトム、目立ちすぎです（笑）
そして最後肉弾戦＆空中一回転蹴！ とにかくアクション映画の終わりはいつも肉弾戦 いつの間にカンフー取得？バカンスはオーストラリアじゃなくて実は香港だった？あ、でも本当のラストの蹴りで銃を拾うシーンは真似したかったです。
そしてここで出たー！ジョン・ウー印の鳩が飛んだー！
Ｉ．Ｍ．Ｆの上司としてアンソニー・ホプキンスが出演する事で喜んでいたが 余り出ちゃーいねぇし。あはは。
トム・クルのかっこよさ１２０％ジョン・ウーのアクションを骨の隋まで味わえる映画。でも…悪く言わさせてもらえば… この映画はトム・クルーズプロモーション映画だよ！そしてアクション馬鹿映画。
ん～、前作と比べないように見ようと思っていたのだが、でも、他の人たちは面白い！コールだったので、ま、偏屈女の感想って事で一つ。
↓こっそり鳩のシルエットが
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