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さざえん
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2007年02月28日
テーマ： レンタル映画(833)
カテゴリ： 映画
ストーリーは希望の家で働くシスター・ヘレン（スーザン・サランドン）のもとにルイジアナ州立刑務所の死刑囚マシュー（ショーン・ペン）から手紙が届く。面会にやってきたヘレンは教誨師ファーリー（スコット・ウィルソン）にマシューについて釘を刺され初めて若いカップルを惨殺した囚人である事を知る。
尊大で傲慢なマシューに憤慨しながらも無実を訴える彼にヘレンは弁護士ヒルトン（ロバート・プロスキー）を見つけ、特赦審問会を申請。しかし、結果は却下。
そんな時、死刑執行日が決まる。マシューはヘレンに精神アドバイザーを嘆願するのだが…。
私をくら～くシーンは被害者の家族達の痛いほどの悲しみや死刑執行日当日のマシューの長くて短い１日などが丹念に描かれ観てると胸が痛いです。特にマシューの罪とトラウマになりそうな愛の告白はくるよぉ～。
信仰と人間性の間で揺れ動くヘレンの感情が見どころ。また、ショーン・ペンが死刑に対する恐怖の演技が見事。最初は自分を取り繕っていたのに徐々に死刑の実感が湧いて来る顔の表情の作りが上手い！
ただ、死刑囚なんだろうに何故マシューの頭が素敵なほど毎回キマっているんでしょうね？まるで美容院でセットしたような髪型じゃないか！ 日本人のせいか囚人になったら坊主頭というイメージがあるせいかちょっと違和感。
あまりにも重たいテーマだが見応えは充分な作品。ただ本当に暗くなるけどね。
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