ブンナのその後

朝刊の一面の記事の見出しです。

裁判員制度が導入、実施されると決まった時から、

自分が裁判員に選ばれ、量刑を決める１票を入れる。

それにより刑が確定する。

このことを何度となく考えました。

裁判所が制度の説明を行い、裁判所の仕組み建物の中、どのような順番で評決に

至るのかの説明会にも参加しました。

遺族の思いと量刑。

この重さはバランスするのでしょうか。

永山基準

１９６８年に各地で４人をピストルで射殺した永山則夫死刑囚＝９７年８月に死刑執行＝

の事件で、最高裁が８３年７月に示した基準。

死刑を選択するうえで九つの判断要素を挙げた。

１　犯行の異質

２　動機

３　態様（特に殺害方法の執拗〈しつよう〉さや残虐さ）

４　効果の重大性（特に殺害された被害者の数）

５　遺族の被害感情

６　社会的影響

７　犯人の年齢

８　前科

９　犯行後の情状

ーを総合的に考慮し、他の事件との刑のバランスや同種犯罪の抑止などの観点から

「やむを得ない」ときに死刑選択が許されるとした。

人間関係が気薄になり心の隅に影が出来ないように、お互いに光を届あえたら。