それなりに。

それなりに。

July 15, 2012
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カテゴリ: ひとりごと
先日、もう10年くらい使っている腕時計を修理に出しました。

勿論、新しいのを買うことを考えたら、そんなに高くないものにしても、多少安いです。
でも、そんなに長く使っていて、しかも、もともとがそんなに高くていいものではなく、。
それでも修理にかかる金額をきちんと知るべく見積もりに出したのは、悪あがきと時間を引き伸ばすためでした。
修理に出すか出さないか、悩む時間を引き伸ばす為、そして、例えそれを出さなかったとしても、その時間は時計の為に自分の心を動かしている、時計への気持ちを引き伸ばす為の。
動かなくなった時計は処分するか、置いておくにしても、いつも目にするわけではないし、その時計への気持ちは残念ながらきっと薄れる。
それを少しでも引き伸ばしたかった、未練と言われれば未練、愛情と言えば愛情(笑)。
そんな中、見積もりはあがってきて、聞いていた額とさほど変わりない金額でした。

・・・決断力の無さを存分に発揮、実感した瞬間(笑)。
実は、そのお店でいいなぁ♪と思う時計に出会ってしまっていたのもあって、♪揺れる~想い~♪な感じで(笑)悩みまくって。
修理に出して頂くよう、次の日に電話をしました。
ん~・・・これからどれくらいその時計がもつのかわかりませんが、その寿命が全うされるまでの間は、その時計へのお礼の時間と思うことにしました。
愛情もあるし、それなりに気に入っていたこともありますが、その気持ちが一番大きいかな、と。
考えてみたら、自分の人生を左右する大きな出来事を沢山共にしてきていたのに、扱いは決して良くなかった(私のルーズな性格上 笑)から、帰ってきたら、いい待遇で接したいと思います(笑)。
あとは「修理して使う」ことにこだわってみました。
今は、よっぽど高額なものでない限り、修理するなら、同じ金額で新品が買えてしまうことがとても多くなりました。
少し前にデジカメが故障したのですが、これも修理代で、それよりも性能がいいのが買えるとお店の方に言われました。
じゃあそっちの方がいいか、って絶対なりますよね。
ので、残念ですが、そのデジカメは修理には出されていません。

古くなったら、使えてもどんどん買い換えていく事が当たり前になって、新しいもの、性能がいいもの、そればかり求められる風潮。
使う人のそのものに対するココロや愛着、忘れられてしまっているようで。
それと、修理って、個別に悪いところが違うので、人の手がかかるんだと思うんです。
人の手がかけられるって、やっぱり心がかけられるって事だと思う。
どんなものでも、愛情や心が注がれたものって、生きてるなぁ、表情があるなぁって思うんです。

それは、修理云々ではなく、大事に使ってあげているものは皆そうじゃないかな、とは思うのですが。
修理して下さる方も、修理してまで、まだ使いたいと思ってくれる人がいる、と思うの、嬉しいんじゃないかなあ、って私は思っています。
私だったら、すごく嬉しい。
そんな事にも思いを馳せて、私はその高くもない、普通の、でも私にとっては大事な時計を修理に出しました。
また長々書いてしまいましたが(笑)、ひとつ、考えさせられた出来事だったので、ここに記しました。





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Last updated  July 17, 2012 01:31:55 AM
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