親豚仔豚の宝箱

親豚仔豚の宝箱

著者名別-ハ行

坂東 眞砂子 ばんどう まさこ

旅涯ての地 [たびはてのち](角川文庫)

坂東さんも日本の物語以外の話(しかもホラーじゃない話)を書くんだなぁ。
マルコ・ポーロが登場人物にいながら、あまり目立たず(しかも、相当に性格悪そう・・・でも当時の金持ちなんて、あんなもんか・・・)
主人公が日本人と宋人の混血という設定がすごい。
ここまで話を作り上げるネタは、一体どこから出てきたんだろうか?
「マリアの福音書」って、本当にあるんだろうか?
これが坂東さんの想像のみで作られた話だとしたら、すごいもんだなぁ・・・。
(あぁ、でも参考資料にあるから「マリアの福音書」は、全く坂東さんのオリジナルじゃないんだね。)

坂東さんの書く話の底には、全体的に女性差別に関するテーマがあるような・・・。
とかく宗教が絡んで来ると、女性差別って出てくるよなぁ。
女から言わせりゃ、男のほうが罪深いと思うけどね。
しっかし、ヴィットリオみたいな、自尊心の強い宗教バカって、本当に気持ちが悪い・・・(>_<)
(カドフェルにもいるもんなぁ、そういうキャラ・・・)

2001.9.14. 読了


ビジョルド(ロイス・マクマスター・ビジョルド)

バラヤー内乱 (創元SF文庫)

最初は、独自の世界観についていけるかどうか心配だったけど---ハマりましたなぁ。
コーデリアとアラールもいいけど、コウ、ドロウ、ボサリとかのワキ役が良い!
これを先に読んでしまって、マイルズの話を読んで楽しめるのかな?
グレゴールの大きくなった姿を見るのも楽しみだけど。
とりあえず、続きを買わなくちゃ。

2001.7.13. 読了


無限の境界 (創元SF文庫)

喪の山
マイルズって、見栄えがぱっとしないんだ---なんだがっかり---などと思っていたけど、頭の使い方は抜群だ!
ときどきコケるけどね。
迷宮
キャラクターの作りがうまいね。特にタウラはすごい。
『自由軌道』や『スピリット・リング』でも思ったが、創造された人々の描き方がうまい。
無限の境界
マイルズの任務は、いつ失敗するか、ハラハラドキドキ。
けど、ある種「水戸黄門」的に「完全に失敗することはありえないもんね」と思えてしまい、そこが・・・。
オチの付け方もうまいね。

2001.8.7. 読了


藤 水名子 ふじ みなこ

范増と樊カイ;; (異色中国短篇傑作大全)(講談社文庫)・・・・・・・樊カイのカイ、エラーが出ちゃう・・・

藤水名子らしいけど、ストーリーとしては目新しくない。
史記「鴻門の会」の翻訳みたいでイマイチ。

2001.4.7. 読了


藤本 ひとみ ふじもと ひとみ

見知らぬ遊戯-鑑定医シャルル- (集英社文庫)

かねがねどんな作家さんかと思っていたので一冊買ってみたけど、まあまあかな。
けどSEXシーンが多いのが今一つ・・・。
このシリーズの特異性によるものなのか、全体的にそうなのか、どっちでしょうか?
シャルルは100%ヘンクツ者じゃなくて、ワケアリ君みたいですが、アニエスとうまくいくのかな?
それとも、今後はアニエスの出番はナイのかな?
シャルルの姿は好みじゃなーい(>_<)
全体的に少女マンガっぽいぞー
とりあえず、このシリーズ、他の2冊も読んでみるかな・・・。

2001.7.2. 読了


ヘイドン(エリザベス・ヘイドン)

ラプソディ-血脈の子- (ハヤカワ文庫)(岩原明子・訳)

登場人物(主要な3人---ラプソディ、アクメド、グルンソル)にとてもひかれる。
特にアクメドの、ラプソディと出会ってから、最後までの変化にドキドキした。
解説でもあった、これほど近しい仲でありながら、決して肉体関係に発展しないという展開は、それぞれが別の目標を目指しているから、そういうなぐさめを必要としないということなのかな?
本当にエミリー=ラプソディ、アシェ=サムなのか?
メリディオンは何者なのか? アクメドを追うフドール族とは関係があるのか? シング以外でもアクメドを追いかけている者がまだいるのか?
物語は始まったばかりだけど、とても興味深いことがたくさん有る。
グルンソルは今後どうなるのか? ジョーとはどんな関係を続けるのか?
とにかく続編がとてもとても楽しみだ---

おまけ:
原文にもよるのかな?
ブラッドリー作品の時の岩原さんは、少々読みにくい部分があったけど、今回はとても良かった。
特にアクメドのセリフ部分は素敵。一人称が「わたし」でありながら、少々乱れるところがなんとも(^^)

2001.5.28. 読了

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