親豚仔豚の宝箱

親豚仔豚の宝箱

著者名別-マ行

マーフィー(パット・マーフィー)

ノービットの冒険-ゆきて帰りし物語- (ハヤカワ文庫)(朝倉久志・訳)

『ホビットの冒険』をベースにしているというのはタイトルでもわかったけど---『指輪物語』を読んだけど『ホビットの---』は読んでないんだよね(汗)
早速読まねば。
細かいキャラが誰のパクリなのかはわからなかったけど、ビルボ=ベイリー、ガンダルフ=ギターナというところは、すぐにピンときた。
あと、ゴクリ=ゴトリもね。
この調子で『指輪---』もパクったなら面白いかもしれないけど、わざわざベイリーの甥っ子を出しているところを見ると、やる気かな?
ノービットなのに、戦争ゲーム好きというかわり者だしね。
ところどころに使ってあったルイス・キャロルの『スナーク狩り』の抜粋を見て・・・やっぱりキャロルは得意じゃないな・・・(汗)
図書館で探すかな・・・。

2001.9.18. 読了


真樹 操 まさき みさお

屈原鎮魂 (異色中国短篇傑作大全)(講談社文庫)

屈原の話を読んだのは、これがはじめてかも。
ヘンクツぶりがよく出ている。
屈原の姉というキャラクターを出したところが、また面白いかな。

2001.4.7. 読了


宮城谷 昌光 みやぎたに まさみつ

(異色中国短篇傑作大全)(講談社文庫)

らしい、といえば、らしい短篇かな、と。

2001.4.5. 読了


宮乃先 桜子 みやのさき さくらこ

斎姫異聞 [いつきひめいぶん](講談社X文庫)

前々から気になっていたので、手を出してみましたが、文章的(セリフ等)・・・もうちょっと・・・かな。(もうちょっと平安ぽく・・・)
両性具有ネタもイマイチ・・・。
それ以外の設定は、まあまあでした。
重家クンの今後の出方が気になるね。
義明はキャラクターとして、まだそれほど練れてないカンジ。(性格よくわからん)

2001.7.6. 読了


宮部 みゆき みやべ みゆき

あやし~怪~ (角川書店)

居眠り心中
影牢
布団部屋
梅の雨降る
安達家の鬼
女の首
時雨鬼
灰神楽
蜆塚

『梅の雨降る』と『安達家の鬼』が面白かった。
全体的に宮部さんの完全な創作ではなく、元になった話しがありそう。
特に『女の首』なんてそんなカンジ。
特に文庫が出ても買わないかな---と。

2001.4.8. 読了


心とろかすような-マサの事件簿- (創元推理文庫)

元警察犬で蓮見探偵事務所の犬となったマサが主役(?)のシリーズ2冊目。
今回も『パーフェクト・ブルー』の時よりずっとマサ寄りの視点で面白かった。
ただ、最後の「マサの弁明」のようなネタは、やや興ざめ。
筆者が物語りに割り込んでくるのは、最初からそういうタイプの話とわかっている場合にはいいけど、今回みたいのはいただけないような---・・・。
(たぶん好きな人も多いんでしょうが、私はちょっとつまらなかった)

2001.5.20. 読了


天狗風 (講談社文庫)

お初シリーズの新しいやつ。
さて、これは推理モノなのか、時代モノなのか、悩むところだけど、推理モノにしてはネタ出しが悪いし、時代モノにしてはお初の能力ではイマイチ盛り上がれないし・・・。
そういうものと分かって読んでいるから仕方ないけど、今一つすっきりしないんだよね。
ひょっとして、お初と右京之介の恋愛(!?)モノなのかな??

2001.9.26. 読了


森 護 もり まもる

英国王妃物語 (河出文庫)

久しぶりに読み返してみたが、研究者の文章としては、とても読みやすい。時々、言い回しが回りくどいことがあるけど・・・。
スティーブン王妃マティルダの部分は『カドフェル』を読んでいるので面白い。
(あの時代のその後も分かるので)
文庫で他に出ていないようなのが、ちょっと残念かな。

2001.6.13. 読了

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: