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Operatio 4
「艦長、出来れば、新型の訓練をかねて出動したいのだが」
艦橋に上がってきたクワトロはシン艦長に話しかけると、近くにいたリオ航海長が、シン艦長にパトロールのシフト票を渡した。シンはそれに目を通し終わると、クワトロにシフト票を渡してくれた。クワトロはそれを受け取り、確認すると、サイクロンチームのシフォン達が次のシフトであることが分かった。
「今、クワトロ中尉の訓練に付き合えるのはサイクロンチームのメンバーだな」
そういうと、艦長席のシートに備え付けの艦内放送用の受話器を取り、艦橋にシフォン達を呼び出す。
「受領したレッドウォーリアの完熟もせねばならん。哨戒パトロールも兼ねての出動だ」
シン艦長の言葉に敬礼でシフォンは答えた。
「何かと人手が足らん、手伝ってくれ」
そう言って、クワトロはエリオス、ウモンの2人も哨戒パトロールに連れ出した。
従来の重装甲であるパーフェクトガンダムシリーズの1・2号機とは異なり、3号機のレッドウォーリアは軽装・高機動化を狙った改造を施されている事が特徴で、肩部には可動式のバーニアポッド、足首には強化アクチュエータが装備されている。
レッドウォーリアは、実は3体製作される予定だったが、ブルーフレームの2番機は、エンジン周りの出力調整がうまくいかず、ゴールドフレームにいたっては、派手な金色のビームコーティング仕様である災いし、コスト面での問題になり、今回のチェンバロ作戦には、間に合いそうになかった。設計者及び開発主任M・ナガノ博士曰く、3番機のゴールドフレームこそが本来の姿であり、コストの問題さえクリアー出来れば、「百年使えるモビルスーツ!」と豪語したらしい。結果として1番機だけが、クワトロ専用機として配備され、彼の技量に合わせたピーキーな調整が施され、機体性能を100%引き出すには極めて繊細な操縦技術が必要とされた。
『作業要員は、与圧区画へクワトロ中尉の機体はカタパルトへ』
艦内放送が流れ、デッキが一層慌しくなる。
「「タイフーン1」クワトロ・バジーナ中尉だ、我が艦の戦闘指揮官を拝命した宜しく頼む」
シフォンにも新型のジムが廻って来た。受領した機体はジム重装型スナイパーカスタムである。
ジムの総合的な強化を図った機体で、地球連邦軍初の制式採用MSとして量産が開始されたものの、生産性の向上と低コスト化が優先されたために、機体性能がジオン軍MSに比して見劣りするものとなってしまった。したがって不満を抱いた一部の熟練パイロットから、高性能機開発の要求が提出されるのは当然の結果だった。その用途に合わせて別個に強化、改良が行われている。そのため多種多様な機体仕様が存在する。このような声に応じるかたちで少数生産された機体の一つが本機である。
以前シフォンが戦艦「ナツカゼ」で使っていた「2本刺し」のジムは青から通常の赤のカラーリングに戻され、ウモンが使用し、ライトアーマーは、そのままエリオスが受領した。
新型機での初の実戦形式の模擬戦で、相手も新型のMSである。適度の緊張感がコックピットのシフォンにはあった。
「状況を確認します。模擬戦のルールはペイント弾及び、出力を調整したライフルとロックオンアラームを使った実戦形式で行われます。1オン1でクワトロ中尉とシフォン少尉、エリオス准尉とウモン曹長でお願いします」
「ウモン曹長ちょっといいか?」
「何ですか?シフォン少尉・・・」
「ミユキ伍長と一緒になって何を企んでるんだ?」
「あ、あれはボールの強化装甲のプランがあるから試してみないかと、伍長に誘われたんですが、少尉が使っていたジムが使えることになりましたので、お流れになりました」
おやっさんとミユキが一緒になって何をしてるかと思えば、ボールにも強化装甲を付ける計画を考えてたのかと、シフォンはウモンの言葉で呆れながらも納得した。
クワトロ中尉の乗るレッドウォーリアの左腕が伸び、シフォンのジム重装型スナイパーカスタムも右腕が伸び、両方が接触し手を握る。
機体を接触させて、無線を使わずにする「お肌の触れ合い会話」である。機体に伝わる振動を利用する通話で、この場合の盗聴は不可能である。
クワトロがシフォンに呼びかける。
「シフォン少尉、機体の調子はどうだ?」
「良好です。コックピットが違っても1日あれば自分の手足のようにする事が出来ます」
「いい答えだ、模擬訓練だからと言って手加減は無用だ、以後訓練行動に移る!」
「了解です」
シフォンの言葉を受け、4機がそれぞれの訓練エリアに散っていく。クワトロはアクセル・ペダルを踏み込み瞬時にレッドウォーリアを最大戦速に上げていく。その反応の良さに、今回の機体を本当に気に入っているようだった。
ベオグラードから「状況開始」の合図が来た。
シフォンは索敵を開始し、クワトロのレッドウォーリアは恐らくベオグラードの向こう側に居るはず、案の定レーダーに輝点が現れる。
くる・・・、そう思った瞬間に、レッドウォーリアが急接近してきた。シフォンは冷静に演習用に出力を搾ったライフルを発射した。
だが、レッドウォーリアは肩部にある可動式のバーニアポッドの特性を駆使して、左右上下に機体を振りながら、急接近する。
「速い・・・バッタか?!」
シフォンもスラスターを全開にして移動し、激しい重力を感じ、その重力に耐えながらライフルを連射する。
一瞬レッドウォーリアを見失い、モニターを見回す。突然正面に現れた赤い機体。その姿を見た瞬間、冷静さが吹き飛んだ。その色は精神的な動揺をもたらし、その動きはあの「赤い彗星」を想像するに十分であり、連邦軍士官には無意識のうちに、「赤い彗星」に対する恐怖が刷り込まれているのかもしれない。
「く・・・・」
シフォンはジム重装型スナイパーカスタムのスラスターを噴かし激しい重力に耐え、ブラックアウト寸前まで陥るが、クワトロ中尉の操るレッドウォーリアの機動力は遥かにその動きを超えていた。
「シフォン少尉機、被弾。バズーカ砲の直撃です」
ベオグラードからの入電でミユキ伍長の声がコックピットに響く。
シフォンはコックピットのシートを叩く。
ジムではあれに勝てない・・・シフォンは思った。
あの機体は色こそ赤いが間違いなく、「ガンダム」だと・・・。
「シフォン随分あつくなってるわね」
専用回線で、ミユキ伍長がシフォンに話しかけてくる。
「「赤い機体」に対して、負け癖が付きそうだ・・・」
シフォンの言葉にミユキも同じ様な感覚だった。シフォンがここまで悔しがる姿を見るのは自分の記憶ではなかった。
クワトロが接触回線を使い、シフォンに話しかける。
「あちらの二人も終わったようだ、合流して、哨戒パトロールを続行しよう」
そう言うと2体の機体は別方向で模擬戦が終了したエリオス達のエリアに機体を向けた。
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