インターバンク市場 崩壊寸前?
インターバンク市場とは金融機関間において短期資金の貸借が行われる市場のことです。
市場参加者は金融機関に限定されています。
このインターバンク市場に資金の出し手がいないためです。
金融不安の高まりを受けて民間金融機関は相互不信になっています。
取引相手が信用できないということです。
特にドル資金市場が機能不全に陥っています。
FRB、日銀は膨大な資金を供給していますがインターバンク市場はその機能が麻痺状態です。
NYダウは米国金融安定化策が週末に纏まるとの期待から続伸しました。
この金融安定化策は短期的には市場に安心感を与えると思いますがその効果は限定的なものに過ぎないと考えています。
米国議会では下院共和党が政府提出の金融安定化法案に反対しています。
膨大な税金を投入することになるのでモラルハザード問題を共和党の議員は意識しているということです。
つまり選挙民である国民大衆の批判が怖いということです。
救済される金融機関の経営者及び従業員は信じられないような高給を得ていました。
このことに対する国民の反発はかなりのものがあると考えます。
我が世の春を一人謳歌していて具合が悪くなったから助けてくださいとは如何にも虫が良すぎる話です。
この後の米国のシナリオとしてはこの救済される金融機関の幹部のなかで目に余る不正を働いていた輩を逮捕することになると思います。
その時マーケットは又大きく揺れることになると考えます。
そこが今回のサブプライム問題の最終章となると考えています。
期待と希望で投資していては何時までも負け組みです!