| スンホニからのメッセージ(*^^*) |
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| 2004年冬... 突き刺すような厳しい冬の風を全身で受け止めファンとしばしの別れを告げました。 出会いがあれば別れもあるものの別れという言葉は僕の中にはないと思いました。 皆さんとの別れが日に日に近づいてきて・・・ 前だけを見て走ってきた僕の20代を振りかえってみました。 僕が本当にやりたかった俳優として生きてきて自分にはありあまるほどの愛情をもらい 皆さんの歓声と声援は自分にとってどれほど幸せなことだったかと改めてわかりました。 皆さんと会える時間も少なく皆さんにもっと優しく接することができなかったととても後悔しています。 僕に与えられた時間はわずかしかないことでため息しかでません。 そんな皆さんの愛情に応えられずに別れの日を迎えました。 平気な顔で元気に笑い入隊しようと思ったのに・・・ 僕の最後の姿を見るために遠い所まできてくれたファンを目にすると涙が出るくらい感情が高まり、 心が揺れました。 入隊後、数日が過ぎました最初は一人だという事実が、一人で去るという現実が、 どこか慣れなくて、いや... 悲しい気持ちが日に日に深くなりました。 また、最も辛かったことは僕はまた日常の生活に戻れるのか... 再び帰った時、僕を待っていてくれる人達は果たしているのだろうか... さまざまな想いと心細さで僕の心は不安に取りつかれました。 2年という時間は僕にとって止まった時間のようでした。 だけどある瞬間本当に大切な事を僕は一つ悟りました。 遠く離れているけれどすぐには会えないけれど会えなくても遠くにいても一緒にいるという事実を... 皆が眠りについた夜明けに一人起きていた時も決して寂しくはなかったです。 僕は一人じゃなかったです。 誰かが僕のために心から僕を気にかけ僕の存在を覚えていてくれる、 心配してくれているという事がわかったからです。 除隊する数日前のある日、ファンの皆さんと出会えるという知らせを聞きました。 除隊の喜びよりも、皆さんと会えるという喜びと感激でドキドキして寝付けませんでした。 僕の事を忘れずに、僕の帰りを指折り数えて待ってくれた皆さんがいるという事に、 僕はこの世の誰より幸せな人間だと思いました。 僕は本当に持っているモノがなく、モノ足りない人間です。 持っているモノも、皆さんに与えられるモノもない、今自分が持っているモノよりこれから 埋めていく道のりの方が長い僕です。 だけど僕が辛いときや悲しいとき、いつもそんな僕の力になってくれた 皆さんとの関係を 大切に想う気持ちだけはこの心は一杯に満たされています。 もらった愛はうまく伝えられないけれど、その愛に答えられるよう努力する僕の姿をお見せしたいです。 誰かの力になれるという関係は健康です。 誰かにとって意味のある関係は美しいです。 皆さんは僕に元気をくれる源です。 誰かに夢を与えられる関係はより美しいものです。 今...皆さんは僕にとって幸せな関係なのです。 皆さんがいてくれたからこそ、 僕は幸せなのです。 |





