アリスの時間

アリスの時間

思い出のロールケーキ

りんごジャムとイチゴジャムのロールケーキ

思い出のロールケーキ


本当はロールケーキの生地試作の為に作ったもので、手軽にジャムをはさんでみたんだけど、
ふと思い出しました。初めて作ったお菓子がロールケーキ。正確にいうと、
小学校の家庭科のO先生のお家で皆と一緒に作ったのがジャムロールケーキ。
中にはイチゴジャムを巻き込んだもので、私は「うわー、こんなにフワフワで売っているような
ロールケーキがお家で作れるんだ!」とえらく驚き感心したものでした。
とても印象が強くて、いまでもはっきりと覚えている情景・・・。とても懐かしくなりました。
生地は「一流シェフのロールケーキ」から純生ロールケーキを参考にアレンジしました。
本当はグラニュー糖とトレハロースを使うのですが、一般家庭でいつもある上白糖で
分量を変えてみたところ、一日おいた生地はとてもしっとりフワフワなものになりました。
いくつかのポイントがありますので、それを踏まえれば本のものと遜色ないものが作れます。

≪材 料≫30×30cmの天板
薄力粉・・・・・・75g
全卵・・・・・・・240g
上白糖・・・・・125g
ジャム・・・・・・低糖のジャム(リンゴやイチゴなど。もしくはラズベリーソースなど
のように水分の多い塗りやすいものやジャム)

≪ポイント≫
ジャムは必ず低糖のもので、とろみの多いもの(塗りやすいので)を使ってください。
生地自体に甘味が結構ありますので、普通のジャムではすごく甘くなります。
全卵は十分に泡立てて強く、消えにくい泡を作ってください。
出来たロールケーキは一日置くと、上白糖独特のさすような甘味がマイルドになり、
生地もしっとりしてきておいしくなります。

≪作り方≫
1.全卵はよくほぐし、上白糖を入れボールを弱火にかける。ホイッパーで焦げ付かないように
混ぜながら、35~36度に卵液がなったら即座に火からおろす。

2.すぐハンドミキサー の高速で泡立て、液の色が白っぽく変わり泡が細かくビロードのよになって、
ミキサーの羽を持ち上げるとひも状に落ちるようになったら低速で1分ほど泡締めする。
低速にするまでミキサーによっては4分くらいかかるときもあります。)

3.小麦粉をふるいながら数回に分けて生地に加えていきますが、粉をすべて入れ終わるまでは
手早く混ぜてください。そして、入れ終わったらゆっくりとボールを回転させながら100回ほど混ぜます。
強い泡を作っておけば泡が消えることはありません。生地の状態としては、最初はひも状に落ちて
こんもり積もる生地が、平べったいリボン上に落ちるようになり、最終的には艶よくなった生地が落ちて
積もったかと思うとスーっと消えていく状態になります。

4.紙を敷いた天板に流し、180度のオーブンの中段で12分焼きます。上白糖なので焼き色は
幾分濃い目になります。

5.生地が乾燥しないようにあら熱をとったらビニール袋にいれておく。そして、ジャムを塗って巻く。
食べるのは翌日に!

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