太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2006.12.06
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カテゴリ: アラカルト
お母さんが子供に言う言葉を聞いていると、「ダメな子ね」「本当に愚図なんだから」「そんなことしたらだめよ」などという言葉を無意識に使っています。
いつも言っているうちに効き目が無くなるので、だんだんと表現がエスカレートしていきます。

小さい頃から「あなたはダメな子ね」と、いつも言われ続けて育った子が、ゆったりと自信を持って生きていけるようになるかというと、かなり難しいといわざるを得ません。
いつも先生や親などからマイナスの言葉を投げ続けられていたら、その子が自信を持って前向き行っていくのは難しいはずです。

子供に投げかけられる言葉の80%は、否定語や消極的な言葉だと言われています。
何時もそんな言葉を聞き続けている子は、本当は素晴らしい才能の芽を内に秘めているのに、それを開花させることなく、いつしか言葉通りになってしまいます。
言葉そのものの力もさることながら、最も問題なのは親や先生によって長期間にわたって繰り返し、繰り返し植え付けられる不安感、不信感、劣等感などです。
何気なく吐いた一言が、相手の心の奥深くに入り込んで潜在意識となり、気がつかないうちにマインドコントロールを行い、プラスにもマイナスにも作用するのです。

消極的な言葉や怒り、悲しみ、迷い、悩み、苦しみ、憂いなどを含んだ言葉が自らの口をついた途端に、自分自身の行動に大きな影響を与える危険性もあります。

たった一言であろうとも必ず自分が気づかないうちに、ものの声に応じたように暗示への感受性が働いて潜在意識となり、言葉通りの状態が無意識のうちに働きだします。

例えば、頭が痛かったり、ちょっと熱があると思われる時に、「熱があるようで、頭は重いし、体がだるくって」と愚痴を言っていると、ますます自分自身で暗い気持ちになってきて、本当に病人になってしまいます。
逆に、「今日は嬉しいです」とか「今日は楽しいです」という言葉を発した時は、何とも言えない爽快さを感じるはずです。
その感じる主体は、あなたの実在意識です。実在意識が感じた感覚は、直ちに潜在意識となって、生体機能にも知らず知らずのうちに影響していきます。

言葉は口の端から出た途端に飛び散ってしまう儚いものだと思われがちだが、それが一度人の心のすき間に入り込むと、そこに根をはり、人の一生を左右するほどの恐ろしい力を発揮します。
結局、自分の使う言葉の善し悪しによって、自分の生きる力が良くも悪くなります。
つまり、言葉があなた自身やあなたの周りの人の運命を創ると言えます。





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Last updated  2006.12.06 05:29:26
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