太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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夢前案内人6323

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2010.01.29
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愛生園(旧らい患者施設)のA青年は長い間心臓神経症に悩んでいたが、あるとき思い切って園内の気象観測所に勤めることにした。青年は、観測所の仕事に参加する張り合いのために、見違えるほど元気になり、神経症の症状もすっかり消えてしまいました。ところがその後、年金制度が実施され、青年はある程度肢体不自由だったために年金を受け取ることになりました。そうなると規則上、園内の作業についてはいけないことになり、せっかく生き甲斐を感じていた観測の仕事を辞めなくてはならなくなりました。暇な時間を持て余すようになると、以前と同じような神経症がいろんな形であらわれてきました。

また、老人ホームで生活する老人は単調な生活の中で一見無気力に見えるが、毎朝率先して庭の手入れなどして身体を使い、手を泥にまみれさせているような人の目はイキイキとしていて、腰も伸びシャンとした姿勢を保っています。
自分の業に励み、ささやかでもいいから役割を持つことで、生きる張り合いを見つけることの大切さが分かります。そうすれば、他人にも優しくなれます。





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Last updated  2010.01.29 06:31:33 コメントを書く
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