太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.01.01
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私たちは、とかく自分がいつまでも生きているような錯覚をおこしがちです。
平均寿命が80歳を超えたと言われれば、自分も80歳位までは大丈夫だろうと思います。
少なくとも、明日も明後日も生きていると考えています。
そして、大抵の場合はそうなります。
だから、大抵の人は、「いつ死ぬかもわからない」という事実を、「明日も生きている」という惰性に置き換えて、昨日のままに生きています。
だが、私たちの命は、今日よりも明日、明日よりも明後日と確実に減っていきます。
問題は、そのことをいかに自覚していくかです。
今の仕事に打ち込めないというのも、そんな自らの命の尊さに気づいていないからです。

ガンは死の準備をできる時間があるからよいと言った人がいるが、誰にも生に限りあることを忘れて、私たちは命が永遠にあるかのように生きています。

就職、結婚、出産、異動、法事など人生の節目、節目で、「いかに生き、いかに死すべきか」を真剣に問いつめて生きていくことが大切だと思います。
極端に言えば、絶えず後3年とか5年の命と思って真剣に生きれば、今とはまた違った生き方が見えてくるはずです。あなたは、いま死んでも悔いはありませんか?

だが、私たちは、坂村真民さんの詩「時」ではないが、二度と無いこの人生を、いかに生き、いかに死ぬかも考えずに、うかうかと過ごしています。

季節でもその時々の良さがあるように、人間にもその時々の良さがあります。
その時分の花を楽しむ姿勢こそが、イキイキと人生を送るコツであろうと思います。
それは、60歳を過ぎても変わりません。
だが、残された短い時間を悔いのないように生きるには、終点を5年ぐらい先に置いて、「終点から逆算して後幾つ駅が残っているのか」、「それらの駅を通り過ぎる間に何をすべきか」または「何をやりたいのか」を真剣に考えて人生計画を立て、そのうえで日々の小さな目標に置き換えて、毎日を楽しまれてはいかがでしょうか。

「あの時はよかった」じゃなくって、何時までも「今が一番楽しい」と言って生きていたいものです。
野際陽子さんは、上手に年を重ねていらっしゃる人で、「今が一番楽しいわ」と弾むような雰囲気があって、ちょっとした時間にも「ヒップアップに効くのよ」なんて体操されていたりしているようです。
そんな野際さんを、財前直美さん「歳のせいにして自分を甘えさせないところが格好良い」と語ってみえました。

◆明けましておめでとうございます






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Last updated  2014.01.01 06:53:42
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