太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.10.20
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カテゴリ: 社会人の勉強とは
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ドッジボールでは、相手を倒すために受けにくいボールや強いボールを投げつけます。
だが、キャッチボールを楽しく続けるためには、相手が受けやすいボールを投げることが大切です。
相手が受け取れないようなボール(言葉)を投げかけるとか、相手の投げたボールを上手く受け取らなくては、コミュニケーションは成り立ちません。

コミュニケーションは、相手と言葉のやりとりを通して、お互いに理解し合い、納得し合い、ときには意識や状態を変えさせて何らかの行動を起こさせること(説得)が目的だから、相手の受け取りやすい言葉を読んで投げかける必要があります。
相手の理解度や状況も考えずに、一方的に自分の言葉や都合だけで話しておいて、自分の話を聞いてくれないと嘆いていませんか。
良いコミュニケーションを続けるためには、まず相手にボール(言葉)を受け取ってもらえるように、相手の受け取りやすいボールを投げることが大切です。
そして、自分も相手のボールを受け取る気持ちを大切にして、キャッチボールの回数を増やすことです。
それにつれて、相互理解も深まってきます。


1.子供の話を一言、一言、「うん」「うん」と肯定しながら聞いている。
2.集中して細かいところまで聞き逃さず、速くて大きなリアクションをする。
3.質問から外れたり要領を得なくても最後まで話を聞き、決して否定しない。

「傾聴して相手を受け入れると気分が良くなって心を開いてくれる」というコミュニケーションの基本に忠実で、彼が面白いことを言うというよりも、子供たちから起きる笑いを上手く拾って広げていることが分かったそうです。
とかく自分本位になりがちなのが人間の性だが、自己主張や弁解をしたい気持ちをグッと抑えて、まず「そうなの」と相手を受け入れてみることです。

もう一つ、どのようなコミュニケーションの仕方を得意とするかを知っておくことも大切です。
ビジネスではきちんと「話せること」と「書けること」が基本で、これによって自分の意思をしっかりと伝える必要があります。
だが、読み書きが得意な文字人間と、聞いたり話したりするのが得意な言葉人間がいます。
評論家などでも、講演は面白くても本にするとダメとか、本の内容は素晴らしくても話はダメというように、両立する人は少ないものです。

例えば、ヨーロッパ連合軍最高司令官を務めていた頃のアイゼンハワーは記者会見の花形だったが、大統領になってからの評判は散々でした。
それは、彼が文章を読んで理解する読み手であり、聞いて理解する聞き手ではなかったからです。

ところが、大統領になってからは、その場で口頭質問を受けたために、記者の質問内容が充分に理解できず、答弁がちぐはぐなことが多かったからです。

説得や報告などのときにも、相手が文字人間か、それとも言葉人間かを知っておき、口頭がよいか文書が良いかを考えるとスムースにことが運びます。
だが、驚くほど多くの人たちが、自分がどちらかに無頓着なように思います。
両者には長所と短所があるので、自分の特性を知って対応することです。
私は原則的に書く人で、講演などでも1,2ヶ月かけて完全原稿を創り上げます。





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Last updated  2014.10.20 07:19:05
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