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2014.12.21
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毎年3万人前後が自殺をするが、原因・動機別にみると、「健康問題」が48.9%と最多で、とくに高齢者の自殺の動機としては健康問題が6割以上を占めています。
生活苦や多重債務などの「経済・生活問題」が18.7、夫婦関係の不和や家族の将来悲観などの「家庭問題」が14.6と続きます。

自殺の原因・動機を年齢階級別にみると、「健康問題」は10代を除く全ての層でトップであり、全体に占める割合は年齢が上がるにつれて増え、60歳代からはその傾向が顕著です。
30歳代から50歳代で「健康問題」がおよそ40%程度なのに対し、60歳代では56.4%、70歳代では63.3%、80歳以上では72.6%となっています。

その背景には、うつ病などの精神疾患が存在していることが多いことが知られています。
加齢と共に疾患を有する頻度および同時に罹患している疾患数共に増加していき、高血圧症、糖尿病、脳梗塞後遺症、心臓病、関節痛などの慢性的疾患をかかえることが多くなります。
こうした継続的な身体的苦痛が、うつ病の引き金となりうる危険性を持っています。

また、高齢になると近親者の死亡などによる環境変化、家庭内での人間関係のもつれを経験することも多くなり、こうした状態もうつ病の危険因子となります。

うつ病に罹患すると、総てのことに対して悲観的なとらえ方をするようになり自殺志向が強まると考えられています。

こうした背景から、高齢者の欝を予防するという観点が重要となってきます。
高齢者の引きこもりを防止し、生きがいを創造することが、結果的に高齢者の自殺予防にもつながると考えられています。

◆参考 老人性欝を引き起こす切っ掛け
□定年退職してこれといってすることがない  
□子どもが独立して夫婦だけの生活になった
□配偶者を亡くした             
□可愛がっていたペットが亡くなった
□長期間入退院を続けているが良くならない  
□顛倒して膝を悪くして外出しなくなった
□脳卒中に罹って後遺症が残った      
□親族などから冷たくあしらわれた etc





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Last updated  2014.12.21 06:10:06
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