太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2015.02.25
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四つ目は「後悔」は猛毒だということです

後悔も、怒りの一つです。
例えば、
自分が悪いことをしたとき「ああ、悪いことをしてしまった。失敗してしまった」と後悔し、
良いことをできなかったとき「ああ、良いことをできなかった。若いときは勉強できなかった。すればよかった」と後悔する。

「悪いことをした」と後悔する。
「良いことをできなかった」と後悔する。
どちらにしても過去のことを後悔する。
その後悔するということは、ものすごく猛烈な猛毒なのです。


後悔したときのことを、思い出してみてください。
そのときは、何もしないでしょう。
「失敗した」と思うと、やる気が消えてしまうんですね。

例えば、何か仕事を頼まれたとします。
その仕事にはちょっと勉強が必要になる。
そこで「やっぱり勉強しておけばよかったなあ」と思うということは、その仕事をやりたくなくなっているということなのです。

「やれない」と思っているということだから、アクティブではなくなってしまうのです。
我々の持つ活発な生きるエネルギーが消え、活動が止まるのです。
「活動したい」という心のエネルギーがいきなり止まる。ですから、後悔というのは猛毒なのです。

そして、その毒が危ないのは、人間は後悔することで、死ぬほどの失敗をすることがあるのです。 
我々がやってきたことを片っ端から思い出してみると、一つも「完璧に上手くいった」ということは出てこないと思います。


例えば、会社を創業して、もの凄く頑張り、軌道に乗って、大きく成功したとします。
それでも、「万々歳だ」とは思わないものです。
きつかったこと、嫌なこと、つらい目にあったことなど、会社が成功するために自分がやった後ろめたいことも幾らでも出てくるものです。

人間がやることに完壁などあり得ないから、「後悔しよう」と思えば幾らでもあります。
後悔することによって、我々は活動しないための言い訳をするのです。


後悔して、何かいいことがあるでしょうか。
何もありません。
ただ活動力がなくなるだけなのです。

また、後悔すればするほど、この悪いエネルギーは膨張するのです。
それはもっと危ない。
そしてさらに後悔するようになります。
大変に重い、精神的な病気になってしまいます。

では、失敗したらどうするか?

例えば、人に「あなたは大変な失敗をしたのではありませんか」と言われたら、「そうなんです。これこれこういうことで馬鹿なことをやってしまいました」と、ものすごく正直な気持で、堂々とそれを認めればよいのです。

「それであなたは恥ずかしくないのですか」と言われても「恥ずかしいですが、やってしまったことですから仕方がないでしょう」と、それだけのことです。

「では、これからは気をつけてください」とか、「しっかりやりなさい」などと、人は余計な説教もしがちだが、本当はそんな必要はないのです。
会社などで、「あなたは今、大失敗しましたから、これからはちゃんと気をつけなさい」と上司に言われることもあるかもしれません。
しかし、本人が自分の失敗を認めているならば、その言葉は余計なのです。
誰であっても、「きちんとやろう」という気持は常にあります。
学校の先生や、会社の上司は、余計なことを言っているだけなのです。

それでみんなストレスがたまって、うまくいかなくなるのです。
余計な説教は、やめた方がいいのです。
人は誰でも、「失敗したい」「まずいことをやりたい」とは思っていません。
行動すると、そういう結果になるだけなのです。
でもそれをちゃんと理解しないと、次から次へと失敗してしまう危険性が高まります。
そこで、うまくいかなかった結果は、明るい心で正直に認めてしまうことです。

人間は、後悔さえやめれば幸福になれるのです。
後悔しないで、気楽に、明るくする。
「そう簡単に気楽にはなれない」と思うのは、バカバカしいことです。
何故なら、人間は完壁ではないから、いくら奥歯をかみしめて「きちんと完壁に何かをしよう」と思ってもできないのですから。

でも、誰でも、そういう努力はします。
それで十分なのです。
結果として色々なことがあったとしても、それは後悔してはいけない。
その代わりに、自分のミスを「そうなんです」と正直に認められる明るい心を作ると、それはまたとても明るい、ポジティブなエネルギーになってきます。





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Last updated  2015.02.25 05:56:50
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