変なおじさん(2)



今度は結婚してからのこと
お義母さんの所に同居していた私

いつものようにチラシを眺める
すると・・・
今回特別2000円で高〇易断の相談受付中
とあるじゃない!!

〇島易学ってなかなか有名じゃない?
お義母さんと
これ、行ってみましょうよ、面白そうだし

うちは自営業をしているので
これから先のこととか
いろいろ聞けるかもしれないし
と軽い気持ちで言うと

「一人で行ってきなさい、私は用事があるから行けないわ」
そんなわけで一人で出陣!

個室に入るとそこにはかなり派手なけさを着た
中年のおじさんが座っていた
年は50代後半くらいかな

名前ともろもろ聞かれ
いろいろ質問される
「あなたご主人と上手くいってますか?」

「うーん、普通だと思います
特別ケンかもしないし・・・」

すると、彼は言った
「このままいくと、破局だよこれは・・・」
( ̄д ̄) エー、そんなぁ!!!
なんでも
相性は悪くないが、いろいろな因縁が絡んで
よくないという説明をしてくれた
で、その因縁を取り除かなければ駄目だと言う

今までにいろいろ同じような人を見てきて
その人達が救われた話しをしだす
企業秘密と呼ばれる個人データのノートまで見せて
長々と話し出した

「これを見た事は内緒だよ
ホラ、いろいろな人がいるんだ」と
写真つきのノートを見せるおじさん(汗)

いいの?そんなもの見せて??と思いながらも
ちょっと好奇心もあったので見ちゃいました(ごめんなさい)

女性ばかりの写真・・・なにやらそこには字がかいてある

で、突然彼は言う
「私ね、ここのホテルに明日まで滞在しているんだ。
〇〇〇号室にいるから、今日7時に来なさい
私が祈れば運勢が変わるから(*´▽`*)君の運勢を変えてあげたいんだ 」

そう言うと、小さいメモ用紙に携帯番号を書き
男性の名前だと勘違いされるだろうからと
わざわざ女性の名前を書いて私に手渡した
聞いてもないのに・・・(汗)

はっきりいってこの時点で
この変態おやじ!!(怒)と思ったが
ワナワナ震える手を抑え

「わかりました」と素直に部屋を出た
だって個室だし怖かったんだもん^^;

もう、なによっ!!最低ーー!!!!!!
怒りはMAX!頭の先まで血が煮えたぎっていた。

あのノートは
おじさんが関わりを持った女性のファイルだと思う
それを得意げに見せたわけよ

あぁ・・・
世の中は人の弱みにつけこんで
こんなことをしても逮捕されない人がいるのよね

あなたを救うなんて言葉は表向き
裏では何を考えてるかわかりゃしない!

とりあえず、
ここで告訴します

今もあのおじさん
高島易学の名前をいいことに
女性をたぶらかしているに違いない

ホント、皆さんも気をつけてね
名前を出したのは
思い出したらホントにむかついてきちゃったから

そして、その日から
私は占いを信じない



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