今日は第2次世界大戦のスターリングラードでのドイツ軍の敗戦からちょうど60年にあたる。この週末は、この戦いを特集した番組が放映されるらしい。一方、今日ドイツのシュレーダー首相はスターリングラードでの戦死者に対して哀悼の意を表明した。また比較的良好な現在のドイツ・ロシア関係について、その重要性を説いている。 スターリングラードの戦いは太平洋戦争(1941~1945)でいえばミッドウェイ海戦かガダルカナルの戦いにあたる、転機となった戦いだった。その規模と凄惨さで、この戦いにおよぶものは沖縄戦くらいだろう。 フランスやイタリア(!)の町ではこの戦いを記念した「スターリングラード通り」というのをよく見かける。この戦いはたびたび映画化され、昨年もジュード・ロウ主演で「The Duell: Enemy at the Gate(邦題:「スターリングラード」、珍しく横文字そのままではないが、意訳のしすぎだなあ。直訳すると「対決」)」が公開されている。