小村和也の建築家日記

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カテゴリ: カテゴリ未分類
社会貢献島根軍団 発進!

少々大げさな言い方になったが、まさしくそのような状況となってきて
いる。地域活性化や地域間交流、はたまた子どもたちへのキャリア教育、
地域公民館における生涯学習の充実は全国的な命題となっている。

それらの命題に応えられるものが「山陰職人の会」誌の配布である。
と自負しながら、各方面よりそのような評価をいただくこととなり、
地域での協力・支援体制ができつつある。

このうねりは、他県へも波及することとなり、島根を拠点に広域へ
この活動を展開していくこととなった。そこで、地域の有力な方々の

の結成となる。

建築家として、コミュニティの活性化は、都市理論においても大切な
使命だ。政治や経済の世界などというものは、国の成り立ちの元での
あくまで手段であると私は捉えている。それらの手段は、根本的な
社会基盤があって初めて成り立つものだろう。

このことから言えば、例えば、法人(会社)というものは、日本が
たまたま自由主義、資本主義の体制をとっているからでのことであり、
もし仮に日本が共産主義国家ともなれば、たちまちに法人は国有化さ
れ、経営者の活動は今までどおりではなくなることが予想される。

ことさらに政治や思想信条を語るつもりは毛頭ないが、ここで申し上
げたいことの真意は、たとえどのような国の制度のもとであっても、

いうことだ。

その普遍的なるものこそが、地域の一人一人の人間であることに私は
気付いた。

国がいかなる体制になったとしても、社会基盤の根本は、地域をつく
り上げている個々人なのだ。一人一人の人間が大切なのだ。


とにかく人なのだ。一人一人が、地域の使命を担って活動している。
その集合が地域をつくり上げているのだ。そこには官も民も学の隔て
はない。それぞれが、たまたま自分にあった社会貢献の手段としての
職業を選択し活動しているのだ。全ての職業が尊いのだ。

これらの人々に焦点を当てたのが、この「山陰職人の会」誌だ。

この誌面には、制度のしがらみや上位下位の隔てがない。全ての人は、
社会貢献をしている仲間同士なのだ。だから誌面に「会」という言葉を
付けた。

このことを一人一人が明確に意識していただけたとしたら、社会におけ
るほんとうのコミュニティ意識が生まれるだろう。「山陰職人の会」誌
に登場された方、読まれた方の心の中に確実にその輪は広がっている。

これこそ、私が建築家として成し遂げたかった「コミュニティの創出」だ。

それが今、このような手段で実現されることとなった。この活動を全国で
展開していきたい。まずは山陰。そして中国地方へと広げていく。

乗り越えなければいけない壁もあるだろう。それを我が島根軍団が一致
団結して、各地域におけるよりよきコミュニティの創出に邁進するのだ。









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Last updated  2009/02/21 01:20:27 PM
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