■アウトサイダーアートな庭



5月15日の日記でアウトサイダーアートを特集したので急きょアップしてみました。
とりあえず触りだけです。
後日もう少し写真増やします。

シュバル
■シュバルの理想宮
ご存知、しがない郵便配達人シュバルのお城。
郵便配達をしながら異国のポストカードの写真の世界に思いをはせ、めぼしい石に目をつけておいて、配達が終わった後に、ひとりネコ車を押して、石をとりに戻り、そして休日にひとりコツコツと、家族からも白い目で見られ、30年間かけて作り上げたお城。
でも本当は彼はお墓を作りたかったのです。
だけど神父をはじめ村人から大反対されてこれをお墓にすることは断念。
村の墓地に行くとお墓としてはひときわ大きな、だけどこれよりは全然規模の小さな彼のお墓もあります。
いまだに、ヒッチハイクでやっといけるようなとってもへんぴな小さな村にひっそりとあるのです。

関連書籍

『東西奇ッ怪紳士録 弐』
■『東西奇ッ怪紳士録 弐』
 水木しげる 著
第二次大戦時のドイツでヒトラーと彼の周囲の人々、ボルネオとニューギニアの精霊、拾ってきた石で理想宮を建てたフランスの郵便配達夫、人力飛行機を作った江戸時代の表具師などなど、舞台も登場人物も古今東西に広がっている。
 すべて水木しげるの好奇心を刺激した人たちなのであろう。彼らのどこに水木は魅かれたか、その共通点は「憑かれた」ということにあるように思われる。と同時に、憑かれたことによって見た「幸福」を幸福観察学会会長の水木は探ろうとしたのだ。
 妖怪に憑かれた水木ならではの「幸福論」を伝記漫画に託したのが本書である。

郵便配達夫シュヴァルの理想宮

著者: 岡谷公二
「私は、自分の考えをまぎらわすため、夢想の中で、想像を絶する幻の宮殿を、並みの人間の才能が思いつく限りのもの(洞窟や、塔や、庭園や、城や、美術館や彫刻)を建て、原初の時代の古い建築のすべてをよみがえらせようとしたのだった。」(シュヴァルの「ノート」より)しがない郵便配達夫が、三十三年という歳月をかけ、たった一人で築き上げた夢の宮殿。その驚くべき真実。

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ピカシエッタ
■ピカシエッタ
これは案外知られていない場所かも。
やっぱりじいさんが独りで作ったモザイクのお庭。
壊れた陶器が捨てられなかった信心深いじいさんは、フランス中のカテドラルなどをかたどったモザイクを作った。
行ってみるとこじんまりしていながらもけっこう奥行きがあって、いくつかの部屋がある感じになっている。
ここの情報は偶然古本屋でみつけた創刊当時の古いアンアンの真ん中の白黒情報ページに載っていた。
それを頼りにフランスに行ってから情報収集してたどりついた。
わりと行きやすい場所にあったので、2-3度いったかな。

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