週刊ARTemis~アルテミス~

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「実録!初個展は蜜の味?」第5話~第10話


第1話「テーマをがしは日常的な習慣から?」

登場人物:A … A’が目をつけたひとりの表現者
     A’… かけだしのアートコーディネーター、ひたすら
         直観を信じる、感覚派。

さて、いよいよ個展の日程は11月と決まってしまいました。
この次はテーマさがし・・・その曖昧な感じと会場のある意味
での曖昧さを上手に生かしたテーマを探せれば・・・とA'は
勝手に思っているのでございます。

しかしながら、テーマを決め作品をつくるのはA、その人で
しかありません。

A’がどんなにそのテーマを言葉で表現しても、Aが創り出そうと
するもの、表現しようとするものは、
Aの中でしか具現化できないに決まっているのです。

でも、なにしろ、はじめての個展。
テーマを明確にすることでイメージの統一感や
作品を並べたときの作家の意図が
しっかり見えてくるというものです。

そうそう、Aは面白いものをGETしたようです。

それは・・・
<Aの独白>
最近私が入手したのは ロシアのトイカメラ。
「シスターホルガ」というもの。

とっても原始的なカメラに私は最近夢中です。
でも全然上手くとれないので現像に出してガッカリ。

フィルターとレンズ(あっているのかしら?)に
距離があるので、出来上がりがうまく想像できないのです。

それが歯がゆくもあり、面白くもありって感じなんですけどね。

とここでA'は思ったのでございます。

テーマは自分の身から、心から遠いところのものを
手を伸ばし、目を開いてみつけようとするより、日常的な
習慣の中にそっと隠されているかもしれないと・・・。

必死になって探すよりも、すっと身近に息づいているもの
そんなものを表現できたらと、またしてもA'は勝手に
思いこむのでございました。

Aの独白

人が好きです。
出逢いと別れを繰り返して、その人との縁の意味を知る。
最近になって特によく感じることがあります。
それは、人の孤独や寂しさ。

先日、とある会員制のバーを経営している方に
こう尋ねられました。

「ピュアって言葉を信じる?」・・・。
驚きました。
そして、その言葉の裏側に、信じたい気持ちが見え隠れして・・・。

この言葉をキッカケに、私はちょっとだけ自分が何を表現したいのかが見えてきました。

うまく今は伝えられないけど、、ここから掘り下げてみたいと
思っています。意味分からなくてゴメンナサイ(汗



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