未来

悲渦






雨の降る冷えた道路
空一つ見えない雲に覆い隠され
震える身体をベッドに寝かせ
開いた窓から覗く想い出の場所



消えそうな声で でも大声で泣きました
今にも壊れてしまう 濡れた自分
何もかもが失われて 囚われた感覚
悲しみの渦に 私は飲み込まれていた



あなたが居たあの場所
今は ただの邪魔な想い出が眠る
頭を抱え ただ苦痛が蝕む
扉が開いてあなたが迎えに来て




あなたより 深く深く愛していた
優しさにただ抱かれていたい
何も言わずに 逝ってしまった
でもいい 今度は私が迎えに行くから



何処でもいい私の居場所はあの人の中
例えそれが死だとしても私はあなたの側に




*リピート

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