中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2016.02.17
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カテゴリ: 旅行
鶯歌・陶瓷老街でお昼を迎えるケースもあると思います。

老街入口


そこで、老街内のお食事処とお勧めのお手洗いスポット(長居するなら重要!)のご紹介を。
その他、茶器購入にあたっての攻略法あれこれをまとめてみました。


<お食事処やお手洗いなど>

鶯歌 茶器屋さんマップ 内では、緑色の四角・A~Dで記載しています。


<A>鶯歌光點美学館

階段の所にカフェなど


真新しいショッピングビルにはハニートーストが名物のカフェだったり、ファーストフードのお店(頂呱呱)なども入っていて、ちょっとした食事が食べられます。
重慶街側の入口には、陸羽茶藝のドリンクスタンドがあったりして、休憩にも便利です。

陸羽のドリンクスタンド


お手洗いも新しく衛生的。
お店ももちろんですが、老街歩きの拠点としても有効に活用できそうです。



<B>富貴陶園

富貴陶園


重慶街にある、ギャラリーレストランといった趣のお店です。

お値段は300元以上からと台湾の相場からすれば高級の部類ですが、雰囲気はピカイチです。
入口のところにメニューブックが出ていたりするので、それを見て判断されると良いかと。
http://www.fugui-yingge.com.tw/


<C>老街陶館2階の甕仔麺

甕仔麺


観瓷の入っている老街陶館2階に、簡単に麺を食べられるお店があります。
フードコートに近い雰囲気なので、割と入りやすいのではないかと。

甕仔麺の向かいにはドリンクを売っているお店があって、休憩にもよさそう。
老街陶館はお手洗いも割と衛生的なので、その点でもお勧めできますね。

老街陶館




<D>厚道飲食店

厚道飲食店


ローカルなお店もOKの方でしたら、排骨飯や鶏腿飯の美味しい、こちらのお店。
昔のレトロな雰囲気を再現した面白いお店で、週末は行列の絶えない人気店です。
オリジナルの名前の付いたドリンクメニューも豊富。休憩にも良さそうです。
支店が三峡の清水祖師廟の向かいにあります。
https://www.facebook.com/hodow.tw


<各店の品揃えとお値段>

鶯歌のお店を何軒か回ると気づかれると思いますが、どこのお店も同じような商品を扱っており、あまり値段も変わりません。


価格が比較的お手頃なメーカー製の茶器を購入されるのでしたら、基本的にはどこのお店でも買えると思いますし、お値段も大差ありません。
なので、「見やすい」「買いやすい」「店員さんとフィーリングが合う」とか、そんな感じでお店を選べば良いと思います。

お店によって違い&個性が出るのは、作家物の茶壺だったり、一点ものの商品群です。
品数はさほど多くないかもしれませんが、これらはお店によって、かなり個性が出ます。
「どこのお店も、そんなに変わらないな」と思ったら、こうした作家物のラインナップを見ていただくと、お店の個性やセンスなどが分かると思います。


<安い茶器と高い茶器の違いとは?>


初めての方ほど、どれを選んで良いのか迷われることもあるかと思います。

例えば茶杯なら1つ10元の激安なものから、1000元を超えるようなものまで、本当に色々あります。

安いものは規格品で、絵付けはプリント。大陸からの輸入品が多くを占めます。
あんまり安いものだと形が少し不格好だったり、色が微妙だったり。
安いものほど日本人好みな、シンプル&無地のものが無いんですよね。
中には歪んでいたり、印刷がずれていたりするのもあります(^^;)

有名メーカー製のお値段がそこそこするものは、造形もきれいですし、絵付けもしっかりしています。
見栄えも勿論ですが、持ったときの感覚や唇に当たる際の滑らかさなど、お茶が美味しく感じられるような工夫が随所に散りばめられています。お値段なりの理由は、きちんとあります。

一点ものや手描きの絵付けのものは、やはり高級品。
お値段はかなりしますが、風格もあり、それこそ一生ものです。

安物すぎる茶杯だと、せっかくのお茶の味がなんだかスポイルされるようにも感じます。
個人的な経験から言うと、安くても50元前後ぐらいを1つの目安にすると良いかも、と思います。


茶壺の場合、大きく違うのは水切れの良さですね。工作精度がもっともハッキリ出る部分です。
良心的なお店では、水切れのテストをさせてくれたりもするので、それなりのお値段のものを買う場合は、お願いしてみることをお勧めします。

あと道具ですから、やはり持ったときの感覚はとっても大事です。
見た目は良くても自分の手になじまない・・・では、道具としては失格です。
気になるものは、どんどん触らせてもらって、納得のいくお買い物をしましょう。

なお、茶壺は小さければ小さいほど&薄手になればなるほど、生産が難しいので高価になります。
それをするのにはとっても技術が必要で、職人さんの長いキャリアと弛まぬ研鑽が必要なんです。
逆に言うと、有名作家さんのものでも、ちょっと大きめのものなら割とリーズナブルに購入できたりします。


道具の見立ては、やっぱり身銭を切って、色々試さないと難しい部分もあります。
良いものを沢山見て、実際に触り、使いつつ、時には失敗して後悔する。
とにかく経験と時間(そして授業料w)が必要です。

まずは手の届く範囲で少しずつ買い求め、親しんでいくことをお勧めします。
上級者さんであっても、誰しも必ず通る道ですので。


<よく見かける台湾の茶器ブランド>

色々なお店でよく見かける茶器ブランドの特徴を知っておくと、商品を選びやすくなるかと思います。
Webサイトや実際の製品を色々見てみると、スタイルや特色が少しずつ頭に入ってくるでしょう。
贔屓のブランドが見つかったら、直営店でお買い物をしてみると良いと思います。
直営店限定のモデルなどがあったりしますので。
一部のブランドを列挙してみます。

○風清堂 Facebook

陶瓷老街や近くに直営店あり。記事内参照のこと。

○三希 Web

陶瓷老街に直営店あり。記事内参照のこと。

○陶作坊 Web

陶瓷老街や近くに直営店あり。記事内参照のこと。
台北の永康街など市内各所にも直営店あり。

○台湾丞漢 B-choice Web

総合的に茶器・茶道具を扱う会社。
茶器はもとより、茶巾や細かな茶道具、電気ケトルまでカバー範囲はもの凄く広いです。
比較的リーズナブルな価格のものが多く、コストパフォーマンスに優れるものも多数(時に外れもあります)。
最近のヒット商品は、客家の花布をデザインした茶器類でしょうか。

○宜龍 Web

総合的な茶器メーカー。
クラシックな茶器もありますが、最近目立つのは磁器とガラスを組み合わせたモダンでアイデア商品的な茶器のライン。
台北の永康街・永康公園の近くに支店あり。鶯歌・陶瓷老街に直営店はありません(2016年1月現在)。

○建窯 Facebook

総合的な茶器メーカー。比較的お手頃なものが多いです。
シンプルで日本人好みな茶器もありますが、ゴテゴテした中国風のデザインのものも多く、好みは分かれるかも。
台北・重慶北路のカルフールの向かいに典蔵陶藝行という代理店があり、そこで買うことも可能(事務所チックなので雑然としてますが)。

○醇品 Web

クオリティーの高い茶器に特化したメーカー。
お値段は結構しますが、デザインや絵付けなどは、さすがと思うことも多いです。
台北・永康街に直営のショールーム兼ショップがありますが、訪問するだけでも予約必須。

○飄逸 Web

ボタンを押すと茶湯が落ちてくるマルチティーサーバーやポリカーボネート製の茶漉し付き水筒など、異色の茶道具を開発・生産するメーカーです。
人と同じことをやらない会社なので、生産しているものはここが最初に発明したものばかり。ある意味、オンリーワンの会社です。


<台北や日本との品揃え・価格差について>

台北では茶器を扱っているお茶屋さんというのは、意外と多くはありません。
置いてあっても「お客さんの利便性のために、とりあえず置いています」程度の力の入れ方が多く、種類が少なくてあまり選べなかったりします。
また、鶯歌で買うのと台北などの市中で買うのとでは、価格差があることが多いです。
#直営店でしっかりしているところなら統一価格だったりしますが。

なので、欲しい茶器がいくつもある場合には、鶯歌まで行った方が色々選べて楽しい&お得に手に入ると思います。


それから日本国内との販売価格差ですが、結構大きいです。
茶器は重い&壊れやすいので運送費・歩留まりを見ないといけないということもあります。
が、最も大きい理由としては、茶器は食品(お湯やお茶)に触れるものなので、販売目的で輸入する際には日本の食品衛生法に基づく検査が必要なためです。
身体に有害なものが染み出てきたら国民が困る、ということで輸入の際には、国内の機関で検査することを日本政府が求めているのです。

その検査費用分と検体の費用が価格に上乗せされてしまうので、どうしてもお値段は高くなってしまいます。
そういう日本の検査制度のせいで高いのであって、お店がぼったくっているわけでは無いので、念のため。


そんな理由で、日本国内では茶器は割高になります。

が、割れ物・重いものを運ぶ手間が省けることや検品や商品のアドバイスなどは期待できます。
「目利きに自信が無い」「どれを選んで良いか、よく分からない」という場合は、必要に応じて、国内のお店を利用するのも良いでしょう。



鶯歌ガイドは以上です。




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Last updated  2016.02.17 21:24:32
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