March 28, 2004
テーマ： 新撰組！(307)
カテゴリ： カテゴリ未分類
いよいよ浪士組が京へ向かって出立。
だがその寸前まで、集合場所の伝通院では、
いくつかの静かな、しかし激しい火花が散っていた。
浪士組の主導権争い。
佐々木只三郎は、浪士組における清河八郎の影響力を削ぐべく、
彼の立案した行程を強引に変更した。
これに怒った清河は、本隊からの離脱を表明。
浪士組の精神的支柱は自分しかいないという自負がある。
近藤勇の役付け工作。
だが、山岡に権限はなく、あえなく失敗。
他方、土方歳三は、実際に人事権を握る清河に賄賂を持ちかけた。
一度は拒んだ清河だったが、土方の巧みな挑発に乗った。
単独上洛の費用のことも念頭にあっただろうが。
実力派浪士のつばぜり合い。
芹沢鴨は「一番組」の面子に固執し、長老を侮辱した。
粕谷新五郎はこれを諌め、芹沢に威嚇の早業を放ち、黙らせた。
芹沢は舎弟格の新見錦に粕谷への意趣返しを合図する。
新見が刀を抜こうとした刹那、
居合わせた沖田総司が抜き放った剣先は新見錦の喉元へ。
驚愕する芹沢。沖田が無邪気に名乗る。
「試衛館」の道場主は・・・そうか、あの若僧か。
桜田門外で殉じた水戸浪士に剣技を仕込んだ男。
自らの婚儀の日に一度会っただけの者をかくまった男。
浪士組では自分の配下となり、律儀にも挨拶にきた男。
次週、宿割の後始末で芹沢が近藤と対峙したときに、
だがその寸前まで、集合場所の伝通院では、
いくつかの静かな、しかし激しい火花が散っていた。
浪士組の主導権争い。
佐々木只三郎は、浪士組における清河八郎の影響力を削ぐべく、
彼の立案した行程を強引に変更した。
これに怒った清河は、本隊からの離脱を表明。
浪士組の精神的支柱は自分しかいないという自負がある。
近藤勇の役付け工作。
だが、山岡に権限はなく、あえなく失敗。
他方、土方歳三は、実際に人事権を握る清河に賄賂を持ちかけた。
一度は拒んだ清河だったが、土方の巧みな挑発に乗った。
単独上洛の費用のことも念頭にあっただろうが。
実力派浪士のつばぜり合い。
芹沢鴨は「一番組」の面子に固執し、長老を侮辱した。
粕谷新五郎はこれを諌め、芹沢に威嚇の早業を放ち、黙らせた。
芹沢は舎弟格の新見錦に粕谷への意趣返しを合図する。
新見が刀を抜こうとした刹那、
居合わせた沖田総司が抜き放った剣先は新見錦の喉元へ。
驚愕する芹沢。沖田が無邪気に名乗る。
「試衛館」の道場主は・・・そうか、あの若僧か。
桜田門外で殉じた水戸浪士に剣技を仕込んだ男。
自らの婚儀の日に一度会っただけの者をかくまった男。
浪士組では自分の配下となり、律儀にも挨拶にきた男。
次週、宿割の後始末で芹沢が近藤と対峙したときに、
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