にこにこ人生読書ノート

にこにこ人生読書ノート

松下幸之助さん

「道をひらく」                         ★★★★☆
  松下幸之助  PHP研究所
・自分には自分に与えられた道がある。
・逆境は尊い。しかし順境もまた尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。
・人生は真剣勝負である。
・素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば“なぜ”と問うタネは随所にある。
・自己を捨てることによってまず相手が生きる。その相手が生きて、自己もまたおのずから生きるようになる。
・進むもよし、とどまるもよし。要はまず断を下すことである。
・大事なことは、些細と思われること、平凡と思われることも、おろそかにしない心がけである。
・金の値打ちを生かして使うということは、国家社会にたいするおたがい社会人の一つの大きな責任である。
・天地自然、この世の中、敬う心があれが、敬うに値するものは無数にある。
・手を合わすという姿は、ほんとうは神仏の前に己を正して、みずからのあやまちをよりすくなくすることを心に期すためである。頼むのではない。求めるのではない。求めずして、みずからを正す姿が、手を合わす真の敬虔な姿といえよう。


「続 道をひらく」                       ★★★★☆
  松下幸之助  PHP研究所
・知らず知らずのうちに、他とくらべた自分だけが自分と思い込んで、おごり、たかぶり、なげき、沈む。天上天下、くらべるにもくらべようのないあの純粋な自分だけの宝のしずくをどこに見失ったか。
・天の声は自分の声。自分の魂の声。素直な魂の声である。
・決断は案外、一瞬にして生まれるものである。
・“なすべきことをなさねばならぬ”という強い決意の上に立って、正義感と勇気に燃えたならば、そこに思いもかけぬ知恵がわき出て、思いもかけぬ道がひらけてくるのである。
・成るものは成るし、成らぬものは成らぬ。
・他人は他人でない。他人も自分である。
・一人一人の人生を歩むことも経営である。
・脚下照顧


「商売心得帖」                         ★★★★☆
  松下幸之助  PHP研究所
・目あき千人、めくら千人
・共栄共存のための競争  調和、協調の精神
・魂を入れた値段
・人間というものは妙なもので、ここにかりに千円札があるとしますとこれは決して粗雑に扱いません。ところがこれが商品になると、何となく粗雑になってくる。千円の値打ちがある商品は、これは千円札と同じなんだというほどの思いがない。実はここのところが非常に大事なのです。
・サービスというのは、人間としての正しい礼儀だ。
・寝てもさめてもというところに、身を入れた商売というものがある。
・利は元にあり
・主人公である私
・電通鬼十則
  一、仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきでない。
  二、仕事とは、先手先手と「働き掛け」受身でやるべきでない。
  三、「大きい仕事」と取り組め。小さい仕事は己を小さくする。
  四、「難しい仕事」をねらえ。それを成し遂げるところに進歩がある。
  五、取り組んだら「放すな」。殺されても放すな。
  六、周囲を「引きずり廻せ」。引きずるのと引きずられるのとでは長い間に天地の開きが出来る。
  七、「計画」をもて。長期の計画をもっておれば、忍耐と工夫と正しい努力が生まれる。
  八、「自信」をもて。自信がないから君の仕事は迫力も粘りも厚みすらもない。
  九、頭は常に「全回転」。八方に気を配って一分のすきがあってはならぬ。サービスとはそのようなものだ。
  十、「摩擦を怖れるな」。摩擦は進歩の母、積極は肥料だ。でないと、君は卑怯未練になる。


「人生心得帖」                         ★★★★☆
  松下幸之助  PHP研究所
・雨が降れば傘をさす
・“余の辞書には不可能ということばはない” 自然の理にかなったことであれば、すべて可能である。
・自らの意識や行動のいかんによっては、与えられた運命の現れ方が異なってくる。
・成功の姿とは、自らに与えられた天分を生かしきり、使命を遂行することだ。
・不安や怒りで心が暗くなったとき、感謝の心を忘れてないか自問自答してみる。
・二つの心の動きのアヤ
・運命ならばこれに逆らうのはやめて、むしろ、これは天が与えてくれた修練の場だというように、積極的に病気とつきあい、仲良くしていこう、そう考えて努めた。
・自己観照
・この世に存在するものは、すべて人間の生活に役立つものである。
・親になるのはやさしいが、親であることはむずかしい。
・男ざかりは百から
・「今やらねばいつできる。おれがやらねばだれがやる」


「社員心得帖」                         ★★★☆☆
  松下幸之助  PHP研究所
・まず何よりも「自分がこの会社に入社したのは、一つの運命である」というような覚悟を持つことが大切。
・成功する秘訣 初めて会社に出勤したその日に、ご両親や家族に「満足して働くことができそうだ。だから、大いに仕事をしてみたい」と力強い言葉で報告する。
・石の上にも三年
・「ともかくもまずやってみよう」
・「課長、ひとつ肩でももみましょうか」 実際、このようなことは、おべっかでもゴマスリでもありません。目上の人を尊敬し、疲れた人をいたわるのは、人情の自然で、このおもいやりの交流は、人間として当然のことだと思うのです。
・「それは私の責任です」ということが言い切れてこそ、責任者たり得るわけです。
・失敗した時に出る真価
・道は無限にある。


「経営心得帖」                         ★★★☆☆
  松下幸之助  PHP研究所
・そこで大事なことは、お互いがそういったところに興味を感じるかどうかということです。経営の面でも技術の上でも、無限に改善していくことができる、そういう改善点を見出していく、そのことがおもしろくて仕方がない、もう寝るのも惜しいというようなことであれば、これは非常にうまくいくと思うのです。
・のれん
・不景気の時は、人材育成の好機
・一人出家すれば九族天に通ず
・謙虚な心持ちの上に生まれてくる確信
・頭が動けば尾も動く
・自分が分かっているのは世の中の1%だけで、あとの99%は分からないと思えばいいでしょう。あとは暗中模索です。
・分に応じた


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