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2014年04月01日
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本日は宣言通り、昨日の続き。
おや、珍しい(笑)


お互いにちょこっとした着氷の乱れはあったものの、
転倒や回転抜けといった大きな失点につながるミスはなかったのに、
なぜ7点近くあったSPでの点差を、ハニュウが逆転できたのか。


これは、まず、たびたび出てくる話題ですが、
そもそものプログラムの持つジャンプ基礎点の差。


ジャンプをプラン通り跳んだ場合の基礎点は、
ハニュウ71.72、マチダ69.92。


ハニュウの場合は4Sと4Tの2種類を1本ずつ、
マチダの場合は4Tの1種類を2本なので、
同じジャンプを繰り返していいのは2種類2回までのルールがあるために、
4回転以下の基礎点の高いジャンプを、
ハニュウは3Aを2本と3Lzを2本という組み合わせで入れられるのだけど、
マチダはすでに4Tの繰り返しをしてしまっているために、
3A2本は入れられるけど、3Lzは1本になっちゃう。


そのほか、ハニュウは3Lz+1Lo+3Sというより基礎点の高いコンビネーションをいれていたり、
ハニュウがコンビネーションを全部後半に跳ぶのに対して、
マチダは前半に2本跳んでしまっていたり、
そういう細かい積み重ねなんかもありまして。


演技構成点のアップにもつながっていくんですよね、実は。


で、そういう諸々の積み重ねで基礎点の差があるところに、
踏切動作の短さ、さりげなさだったり、ジャンプの幅と高さだったり、
ハニュウの方がもともとのジャンプの質がいい。


なので、マチダがSPのようなジャンプが跳べていたのならばともかく、

そりゃ7点差なんて風前のともしび。


と、ジャンプの基礎点の話をしてしまうと、
じゃあ、4回転3本跳んだのに、なぜフェルナンデスは3位だったのか?というお話。


彼も着氷の乱れはいくつかあったものの、
目立つミスと言えば3Lzが1Lzに抜けた一か所だけで、
それだけで4回転がひとつ多いというアドバンテージが帳消しになってしまうものなのか。

そうなんです。

実は、大きなミス、もう一個あったんです。

説明のために、演技動画はります。
音楽使用に問題があるのか、ハビエルのフリーも消されまくってていい動画が見つからず、
こちら画像が乱れたり、音声が消えたりしておりますが、
それゆえ消されずに残ってる動画なのかもしれず、ご容赦を。





ハビエルのもともとのジャンププランだと、さすが四回転3本だけあって74.21とかなりの高ポイント構成。

が、今回の演技、2本目のジャンプで4Sの着氷が乱れ何とか2Tをつけたところ、
これは、単純に着氷の乱れたのでGOEでひかれたという話ではなく、
もともとのプランは3Tをつけるところが2Tになってしまったのであります。


となると、先ほどあげたプラン通りに跳んだ場合に比べ、
ここが2Tになっただけだというのに基礎点は71.42に大幅ダウン。

なんとハニュウのプランを下回る点数になってしまうのです。

加えて、後半の3Lzが1Lzになってますから、
ここでは元のプランよりも5.94のマイナス。


いくら四回転は3本転ばずに降りたといっても、
プラン通りのジャンプ構成でひとつの回転不足もなくやりきったハニュウ、マチダを、
全体の基礎点で大きく下回ることになってしまったのであります。


いくつか前の日記でもちらっと触れたのですが、
複数の四回転を取り入れることが当たり前になってきてると、
いかに3Aまでのジャンプをきっちり決めるかってのが、
実は重要になってきているという話なのです、まさに。



でもって、このフェルナンデスのプログラム、
そもそもジャンプ構成のバランスとして「?」なところがありまして、
オリンピックの時に「絶対書きます」と散々言っていた「ジャンプ構成のバランスって超重要」というトピックにいよいよ踏み込みそうなのですが、
ほどよい時間となりましたので、ひとまず本日はこれにて。






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最終更新日  2014年04月01日 23時44分26秒
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Re:見えない失点。(04/01)  
dokidoki1234  さん
後半、
私にはうーむ。難しいです^^;
やっぱり、「こんなにきれいに跳べているのに感」が先に立ってしまいます^^;

前半は、前に、ハニュウとPチャンの特集番組を見たのもあって
なんとか理解できました^^


って、
補習を頼んでいる生徒の気分ですが(笑)


ジャンプの質の良さ、って見ていて気持ちがいいジャンプ、
って思ってていいのかな。
文字にすると、“跳ぶぞ感”だったり、クルクルの小ささだったり、とか要素がいろいろあるんでしょうが、、、。



(2014年04月02日 00時09分35秒)

Re:見えない失点。(04/01)  
ジャンプの基礎点とか構成とか、
すごく難しいけど、
(だから織田氏が間違えるのもわかる気がするけど(笑))

羽生くんは、最初の4回転を失敗しても、
あとで巻き返せる構成になっていると知って、
じゃあ、なんでみんなそうやって作らないの?って思ったりするけど、
それができる人とできない人があるんでしょうね。

てか、7点差が風前のともしびだったなんて・・
もしかしたら、町田くんイケるかも!って思ったけど、
こういう部分で差が出てくるんですね。 (2014年04月02日 22時04分30秒)

Re[1]:見えない失点。(04/01)  
dokidoki1234さん

>後半、
>私にはうーむ。難しいです^^;
>やっぱり、「こんなにきれいに跳べているのに感」が先に立ってしまいます^^;

>前半は、前に、ハニュウとPチャンの特集番組を見たのもあって
>なんとか理解できました^^


>って、
>補習を頼んでいる生徒の気分ですが(笑)


>ジャンプの質の良さ、って見ていて気持ちがいいジャンプ、
>って思ってていいのかな。
>文字にすると、“跳ぶぞ感”だったり、クルクルの小ささだったり、とか要素がいろいろあるんでしょうが、、、。

-----
私もその番組見たかったな~…
そして、作った人とは仲良くなれそうです(笑)

ジャンプの質、おっしゃるとおりです。
「跳ぶぞ感」のないこと、回転がコンパクトなこと、
どちらも重視されるポイントです。
各要素の評価ポイントなども、そのうちどこかでまとめたいと思っております。
(2014年04月03日 23時35分47秒)

Re[1]:見えない失点。(04/01)  
メイプル0128さん

>ジャンプの基礎点とか構成とか、
>すごく難しいけど、
>(だから織田氏が間違えるのもわかる気がするけど(笑))

>羽生くんは、最初の4回転を失敗しても、
>あとで巻き返せる構成になっていると知って、
>じゃあ、なんでみんなそうやって作らないの?って思ったりするけど、
>それができる人とできない人があるんでしょうね。

>てか、7点差が風前のともしびだったなんて・・
>もしかしたら、町田くんイケるかも!って思ったけど、
>こういう部分で差が出てくるんですね。
-----
ハニュウの構成は、まず四回転が2種類跳べるってのが大前提ですが、あとは3Aに自信がないとできない構成で、
これはちょっと他にできそうな人がみあたらないです、今のところ。

これが、パトリックやダイスケとの7点差だったとすると、
演技構成点で技術点の差を彼らがうめてくる可能性が考えられるので、
それこそ「世紀の大逆転」だったと思うのですが、
ハニュウとマチダで7点差ってのは、よほどマチダが完璧で一方ハニュウにミスがあるって展開でもない限り、普通にハニュウが勝つだろうなという点差だと思うのです。残念ながら…

でも、マチダもだいぶ演技構成点があがってきましたし、メダルによって自信をつけることで、さらにいい勝負ができるようになるかもしれませんね。
(2014年04月03日 23時42分18秒)

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