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January 25, 2008
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テーマ: 海外生活(7812)
カテゴリ: マラウイの学校
今年は毎日、学校へ行っています。
「当たり前のこと」なのにね。去年はそれさえ、できなかったんですよ。
授業以外は学校へ行かず、週休5日制 家に引きこもっていました。

赴任直後に体調を崩している間に、学校が休みに入ってしまい、
2ヶ月間、打ち合わせすらできなかったこと(詳しくはこちら→ ★ )。

やっと学校が始まったその日、マラウイアン家庭科教師が転勤してきて、
私の持ち時間数が減ってしまったこと( ★

事務所に相談したところ、
「日本の学校の良さを伝えてください」
と励まされ、時間割の組み方を伝えようとしたところ、
私が組んだのとは異なる時間割が実施されたこと( ★ )。

生徒たちがデータを整理、分析した経験が乏しいことを知り、
自らの生活を客観的に観察、自分の頭で考察する経験を重ねる必要性を感じた( ★ )矢先、
国家試験対策のため、教科書を板書するよう指示されたこと( ★ )。

マラウイアンが自分でできることは自分ですべきだし、

逆に、通常業務に支障が起こるのであれば、本末転倒。
ここで試験や掃除の監督などの1マンパワーにさせていただくことが
「ボランティア」や「国際協力」とは思えなかったこと。

同じ学校に私以外にも日本人ボランティアが2人いたため、
日本の文化を伝えることは彼らがするだろうと思っていたこと・・・などなど


ストレスのかたまりだった1年3ヶ月。


去年は職員室にいるのが嫌でたまりませんでした。
彼ら、おしゃべり好きで、また地声も大きいんですよ。
職員室でとても教材研究ができず、ipodを聞きながらしていたこともありましたが、
そのうち、家でするようになってしまいました。

彼らとのコミュニケーションも、拒んでいたのだと思います。
でも 昨年、夏のSMASSE で、マラウイアンにとって挨拶がとても大切なことを知り、
今年は職場でも、通りがかりの人とも、自分から挨拶をするよう心がけています。
そんな「当たり前のこと」も、できなかった去年


今週は初めて、同僚マラウイアン家庭科教師の授業を見せてもらいました。

最初の頃は、 日本の家庭科や学校教育の良さを伝えたい
という気持ちが強すぎた
のだと思います。
正直、彼女の授業を見たところで、学ぶべき点はないと思っていたし、
授業を見ようとすら思えなかった。

彼女は同じ敷地にある教員養成カレッジでも教えていますが、
今までは正直、教師の卵に対してこそ、“ほんまの家庭科”を伝えたいし、
彼女よりも私こそ教えるべきだと思っていました。
英語もできないのにおこがましい話ですが、
カレッジで教えている日本人ボランティアもいますしね。

情けない話です。
1年3ヶ月経ってようやく、彼女の授業を見てみようという気持ちの余裕ができました。

見てみれば、予想していた通りのチョーク&トーク、
教師が持っている知識を一方的に与える銀行型教育 (パウロ・フレイレ)でした。
カレッジではチョークさえも使わない、教師はトーク&学生はwriteでびっくり

逆に感動しました。教師の一言一句を書き取れる彼らに。
マラウイの大学では、それくらいの 英語力が何より大切 なようです。

去年だったら、そんな授業に対して批判しか感じなかったけど、
楽しかったですね。彼女や生徒や学生さんとともに過ごす時間が。
変わりましたね、私。

こうして彼女の授業に参加させていただくことが彼女との関係づくりの一歩であり、
パートナーシップを築いた上で、数ヵ月後には何か提案できたらと思っています。
まずは 相手のことを知らないと、伝わりにくい ですよね。

例えば、カレッジの授業で、家庭科の授業に影響を与える要因として、
最初に「language」が挙げられ、次に「専門知識と技術」、
「環境整備と道具」、「教師の資質」と続き、最後が「生徒」でした。
英語は第二言語だし、専門用語も多いという説明もわかりますが、
やっぱり 授業の主体は「生徒」 だと、私は思うのです。
残りの任期の間に、そんな視点を伝えられたら良いのですが。


今、できることから一歩ずつ。
今日もぽちっ↓とありがとうございます

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Last updated  January 25, 2008 09:13:52 AM
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